コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2

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shaper bandwidth-profile【OP-SHPS】

階層化シェーパの帯域制御プロファイルを作成します。装置当たり最大128作成できます。

[入力形式]

情報の設定・変更
shaper bandwidth-profile <profile name> peak-rate {<kbit/s>k | <Mbit/s>M | <Gbit/s>G} min-rate {<kbit/s>k | <Mbit/s>M | <Gbit/s>G} llpq-peak-rate {<kbit/s>k | <Mbit/s>M | <Gbit/s>G} [weight <weight>] [queue-length <length1> <length2> <length3> <length4> [<length5> <length6> <length7> <length8>]] [wfq <rate1>% <rate2>% <rate3>% [<rate4>%]]

情報の削除
no shaper bandwidth-profile <profile name>

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<profile name>
帯域制御プロファイルの名前を指定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    31文字以内の名前を指定します。
    詳細は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。

peak-rate {<kbit/s>k | <Mbit/s>M | <Gbit/s>G} min-rate {<kbit/s>k | <Mbit/s>M | <Gbit/s>G} llpq-peak-rate {<kbit/s>k | <Mbit/s>M | <Gbit/s>G}
ユーザごとの監視帯域値を指定します。

peak-rate
最大帯域値を指定します。

min-rate
最低帯域値を指定します。

llpq-peak-rate
LLPQ最大帯域値を指定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    <kbit/s>:8〜10000000(10進数)
    <Mbit/s>:1〜10000(10進数)
    <Gbit/s>:1〜10(10進数)
    1kbit/s,1Mbit/s,1Gbit/sはそれぞれ1000bit/s,1000kbit/s,1000Mbit/sとして扱います。

weight <weight>
余剰帯域分配の重みを指定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    余剰帯域分配の重みを1にします。
  2. 値の設定範囲
    1〜50

queue-length <length1> <length2> <length3> <length4> [<length5> <length6> <length7> <length8>]
各キューに対するキュー長を指定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    各キュー長をデフォルト値に従って設定します。デフォルト値については「コンフィグレーションガイド Vol.2 19. 階層化シェーパ」を参照してください。
  2. 値の設定範囲
    <length>:0,250,500,1000,2000,4000,8000,12000,16000,24000,32000,64000,128000,256000,384000,512000

wfq <rate1>% <rate2>% <rate3>% [<rate4>%]
重み付き均等保証キューの重みを指定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    4WFQで動作する場合は,重みが1% 2% 3% 4%で動作します。
    3WFQで動作する場合は,重みが1% 2% 3%で動作します。
  2. 値の設定範囲
    <rate>:1〜98
    注 次の二つの式を満たすように設定してください。
      ・<rate1> + <rate2> + <rate3> [+ <rate4>] ≦ 100
      ・<rate1> ≦ <rate2> ≦ <rate3> [≦ <rate4>]

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. LLRLQユーザに設定した場合,min-rate,llpq-peak-rate,weight,およびwfqパラメータの指定値は無視されます。
  2. デフォルトユーザに設定した場合,min-rate,llpq-peak-rate,およびweightパラメータの指定値は無視されます。
  3. シェーパモードがRGQのNIFに設定した場合,llpq-peak-rateパラメータは無視されます。
  4. peak-rateパラメータとmin-rateパラメータを同じ値で設定した場合,weightパラメータは無視されます。
  5. シェーパユーザのキュー数が4のユーザにqueue-lengthパラメータの<length1>〜<length8>を設定した場合,<length1>〜<length4>に指定した値は反映され,<length5>〜<length8>に指定した値は無視されます。
  6. シェーパユーザのキュー数が8のユーザに<length5>〜<length8>の値を設定しなかった場合,<length5>〜<length8>には初期値が反映されます。
  7. スケジューリングモードがPQのシェーパユーザに設定した場合,wfqパラメータは無視されます。
  8. スケジューリングモードがPQ+WFQかつシェーパユーザのキュー数が8のユーザにwfqパラメータの<rate4>を指定しなかった場合,<rate1>〜<rate3>の指定値は無視され,<rate1>〜<rate4>には初期値が反映されます。

[関連コマンド]

shaper enable
shaper user

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