コンフィグレーションガイド Vol.2

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19.2.4 フロー検出によるシェーパユーザ決定の設定

特定のフローに対してシェーパユーザを決定する場合の例を次に示します。

[設定のポイント]
フレーム送信時の宛先IPアドレスによってフロー検出をして,シェーパユーザを決定する設定をします。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# ip qos-flow-list QOS-LIST1
    IPv4 QoSフローリスト(QOS-LIST1)を作成します。本リストを作成すると,IPv4 QoSフローリストモードに移行します。
     
  2. (config-ip-qos)# qos ip any host 192.0.2.10 action user 1
    192.0.2.10のIPアドレスを宛先として,シェーパユーザ(通常ユーザ1)に変更するIPv4 QoSフローリストを設定します。
     
  3. (config-ip-qos)# exit
    IPv4 QoSフローリストモードからグローバルコンフィグレーションモードに戻ります。
     
  4. (config)# interface tengigabitethernet 3/1
    イーサネットインタフェース3/1のコンフィグレーションモードに移行します。
     
  5. (config-if)# ip qos-flow-group QOS-LIST1 out
    送信側にIPv4 QoSフローリスト(QOS-LIST1)を適用します。

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