ハードウェア取扱説明書
- 装置を卓上に設置する場合,装置の荷重に十分耐えられる作業机等の上に水平に設置してください。ぐらついた台の上や傾いたところなど不安定な場所に置いた場合,落ちたり倒れたりして重傷を負うおそれがあります。
- DC電源ケーブルの取り付け,取り外しは教育を受けた技術者または保守員が行なってください。DC電源ケーブルでは端子接続を行ないます。そのため,DC電源ケーブルの取り扱いを誤ると,火災・感電の原因となります。
- DC電源ケーブルの取り付け,取り外しを行なう場合は,作業を行なう前に電源設備のブレーカがOFFになっていることを確認してください。電源設備のブレーカをONにしたまま作業を行なうと,感電の原因となります。
- DC電源ケーブルを取り付けた後は,必ず端子盤のカバーを取り付けてください。端子盤のカバーを取り外したまま使用すると,感電の原因となります。
- AX7804S−AC,AX7804S−DC本体の質量は下表の通りです。設置および運搬作業は,下表に示す人数で行なってください。下記に満たない人数で作業を行なった場合,落下・転倒などにより,重傷を負うおそれがあります。
モデル 質量 作業人数 AX7804S−AC 最大50kg 3人以上 AX7804S−DC 最大40kg
- AX7808S−AC,AX7808S−DC,AX7816S−AC,AX7816S−DC本体の質量は下表の通りです。設置および運搬作業は,訓練を受けた方または専門の運送業者の方が行なってください。上記以外の方が作業を行なった場合,落下・転倒などにより,重傷を負うおそれがあります。
- なお,設置および運搬作業には,ハンドリフタなどのハンドリング装置を使用してください。ハンドリング装置を使用せずに運搬した場合,落下・転倒などにより,重傷を負うおそれがあります。
モデル 質量 AX7808S−AC 最大80kg AX7808S−DC 最大70kg AX7816S−AC 最大140kg AX7816S−DC 最大130kg
- 装置の入排気孔をふさがないでください。入排気孔をふさぐと,内部に熱がこもり,火災の原因となることがあります。入排気孔から70mm以上スペースを空けてください。
- 静電気防止用リストストラップを使用してください。
- 静電気防止リストストラップを使用しないで取り扱った場合,静電気により機器を損傷することがあります。
- 装置は,ランプの状態が容易に確認できる位置に設置してください。
- ケーブル類は,ダクトを通すかモールにより保護してください。特に光ファイバケーブルは,曲げ半径[長径方向:100mm,短径方向:50mm]以上とし,メタルモール等によって保護してください。
- 光ファイバケーブルは,装置を保守する時に必要な分の長さ(3m)を予め考慮して準備し,余長のケーブルは装置の近くに束ねて巻いておいてください。また,光ファイバケーブルと他のインタフェースケーブルが混在する場合,光ファイバケーブルに無理な力が加わらないようにしてください。
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