ハードウェア取扱説明書
AX7800Sシリーズを正しく安全にお使いいただくために
- ●本書には,AX7800Sシリーズを安全にお使いいただくための注意点を記載しています。ご使用前に本書を最後までお読みください。
- ●本書はすぐ利用できるよう,お読みになった後は必ず取り出しやすいところに保管してください。
- ●操作は,本書の指示,手順に従って行なってください。
- ●装置および本書に表示されている注意事項は必ず守ってください。これを怠ると,人身上の傷害や装置の破損を引き起こすおそれがあります。
表示について
このマニュアルおよび装置への表示では,装置を安全に正しくお使いいただき,あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために,いろいろな表示をしています。その表示と意味は次のようになっています。内容をよく理解してから本文をお読みください。
- この表示を無視して,誤った取り扱いをすると,人が死亡または重傷を負う可能性があります。
- この表示を無視して,誤った取り扱いをすると,人が傷害を負う可能性があります。
- この表示を無視して,誤った取り扱いをすると,装置の損傷または周囲の財物の損害を引き起こす可能性があります。
- この表示は,人身の安全や装置の損傷に関係しない補足説明であることを示しています。
操作や動作は
本書に記載されている以外の操作や動作は行なわないでください。
装置について何か問題が発生した場合は,以下の操作を行なったあと,保守員をお呼びください。
- AC電源機構を搭載している装置では,装置の電源を切り,コンセントから電源ケーブルを抜く。
- DC電源機構を搭載している装置では,装置の電源を切り,電源設備のブレーカをOFFにする。
自分自身でもご注意を
装置や本書に表示されている注意事項は十分検討されたものです。
それでも予測を超えた事態が起こることが考えられます。操作にあたっては指示に従うだけでなく,常に自分自身でも注意するようにしてください。
万一,異常が発生したときはすぐに装置の電源を切ってください。
- 万一,煙がでている,変なにおいがするなどの異常が発生した場合や,装置の内部に異物や水などが入った場合は,以下の方法で装置の電源を切ってください。そのまま使用すると,火災・感電の原因となります。
- AC電源機構を搭載している装置では,装置の電源を切り,電源ケーブルをコンセントから抜いてください。
- DC電源機構を搭載している装置では,端子接続のため,装置の電源を切り,電源設備のブレーカをOFFにしてください。
不安定な場所に置かないでください。
- 装置を卓上に設置する場合,装置の荷重に十分に耐えられる作業机などの上に水平に設置してください。ぐらついた台の上や傾いたところなど,不安定な場所に置いた場合,落ちたり倒れたりして重傷を負うおそれがあります。
装置のカバーを外さないでください。
- 装置のカバーを外さないでください。感電の原因となります。
異物を入れないでください。
- 装置の入排気孔などから内部に金属類や燃えやすいものなどの異物を差し込んだり,落とし込んだりしないでください。火災・感電の原因となります。
基本制御機構のスイッチを押す場合,先の折れやすいものや,虫ピン,クリップなど,中に入って取り出せなくなるようなものは使用しないでください。
- 基本制御機構の正面パネルより奥にあるスイッチを押す場合,先の折れやすいものや,虫ピン,クリップなど,中に入って取り出せなくなるようなものは使用しないでください。火災・感電の原因となります。
改造しないでください。
- 装置を改造しないでください。火災・感電の原因となります。
衝撃を与えないでください。
- 万一,装置を落としたり部品を破損した場合は,以下の操作を行なったあと,保守員をお呼びください。そのまま使用すると火災・感電の原因となります。
・AC電源機構を搭載している装置では,装置の電源を切り,コンセントから電源ケーブルを抜く。
・DC電源機構を搭載している装置では,装置の電源を切り,電源設備のブレーカをOFFにする。
装置の上に物を置かないでください。
- 装置の上に虫ピン,クリップなどの金属物や花びん,植木鉢など水の入った容器を置かないでください。中に入った場合,火災・感電の原因となります。
表示以外の電源で使用しないでください。
- 表示された電源電圧以外で使用しないでください。火災・感電の原因となります。
分電盤へ給電される電流容量は,ブレーカの動作電流より大きくなるようにしてください。
- 分電盤へ給電される電流容量は,ブレーカの動作電流より大きくなるようにしてください。分電盤への電流容量がブレーカの動作電流より小さいと,異常時にブレーカが動作せず,火災の原因となることがあります。
接地を取ってください。
- AX7804S−AC,AX7808S−ACでは,機器1台当り最大3.5mA,AX7816S−ACでは機器1台当り最大6mAの漏れ電流が流れます。AC電源に接続する場合には,必ず接地付きのコンセントを使用してください。接地を取らずに使用すると,感電の原因となるとともに,電気的雑音により,障害発生の原因となります。
AX7816S−ACでは,大きな値の漏れ電流が流れます。そのため,AX7816S−ACには以下のラベルを貼り付けています。
- DC電源に接続する場合には,必ず接地端子を接続してください。接地を取らずに使用すると,感電の原因となるとともに,電気的雑音により,障害発生の原因となります。
DC電源ケーブルの取り付け,取り外しは教育を受けた技術者または保守員が行なってください。
- DC電源ケーブルの取り付け,取り外しは教育を受けた技術者または保守員が行なってください。DC電源ケーブルでは端子接続を行ないます。そのため,DC電源ケーブルの取り扱いを誤ると,火災・感電の原因となります。
DC電源ケーブルの取り付け,取り外しを行なう場合は,電源設備のブレーカがOFFになっていることを確認してください。
- DC電源ケーブルの取り付け,取り外しを行なう場合は,作業を行なう前に電源設備のブレーカがOFFになっていることを確認してください。電源設備のブレーカをONにしたまま作業を行なうと,感電の原因となります。
DC電源ケーブルの0V端子および−48V端子には絶縁カバーを取り付けてください。
- DC電源ケーブルを使用する場合,0V端子および−48V端子には絶縁カバーを取り付けてください。絶縁カバーを取り付けずに使用すると,感電の原因となります。
DC電源を使用する場合,端子盤のカバーを取り外したままにしないでください。
- DC電源を使用する場合,電源ケーブルを取り付けた後は必ず端子盤のカバーを取り付けてください。端子盤のカバーを取り外したまま使用すると,感電の原因となります。
電圧測定端子に異物を入れないでください。
- AX7804S−DC,AX7808S−DC,AX7816S−AC,AX7816S−DCの電源機構には電圧測定用の端子を設けています。電圧測定端子に虫ピン,クリップ等の先の細いものを差し込んだりしないでください。火災・感電の原因となります。
教育を受けた技術者または保守員以外の方は電圧測定を行なわないでください。
- AX7804S−DC,AX7808S−DC,AX7816S−AC,AX7816S−DCの電源機構には電圧測定用の端子を設けています。ただし,電圧測定を行なうのは教育を受けた技術者または保守員の方です。上記以外の方は電圧測定を行なわないでください。
AX7804S−AC,AX7804S−DC本体の設置および運搬作業は,3人以上で行なってください。
AX7808S−AC,AX7808S−DC,AX7816S−AC,AX7816S−DC本体の設置および運搬作業は訓練を受けた方または専門の運送業者の方が行なってください。
- AX7808S−AC,AX7808S−DC,AX7816S−AC,AX7816S−DC本体の質量は下表の通りです。設置および運搬作業は,訓練を受けた方または専門の運送業者の方が行なってください。上記以外の方が作業を行なった場合,落下・転倒などにより,重傷を負うおそれがあります。
なお,設置および運搬作業には,ハンドリフタなどのハンドリング装置を使用してください。ハンドリング装置を使用せずに運搬した場合,落下・転倒などにより,重傷を負うおそれがあります。
AX7808S−AC,AX7808S−DC,AX7816S−AC,AX7816S−DCの質量
AX7808S−AC,AX7808S−DC,AX7816S−AC,AX7816S−DC本体には,それぞれ以下のラベルを貼り付けしています。
モデル 質量 AX7808S−AC 最大80kg AX7808S−DC 最大70kg AX7816S−AC 最大140kg AX7816S−DC 最大130kg
増設および交換作業は教育を受けた技術者または保守員が行なってください。
- オプション機構の増設,交換作業は教育を受けた技術者または保守員が行なってください。
電源機構の増設および交換では電源ケーブルの取り付け,取り外しを行ないます。上記以外の方が作業を行なって誤った取り扱いをすると,火災・感電・装置故障の原因となります。
また,その他のオプション機構の場合も誤った取り扱いをすると,けが・装置故障の原因となります。
電源ケーブルを大切にしてください。
- 電源ケーブルの上に重いものを乗せたり,引っ張ったり,折り曲げたり,加工したりしないでください。電源ケーブルが傷ついて,火災・感電の原因となります。ケーブルの上を敷きものなどでおおうことにより,それに気づかないで重い物を乗せてしまうことがあります。
- 電源ケーブルは付属または指定のものを使用してください。上記以外のものを使用すると,火災・感電の原因となります。また,付属の電源ケーブルを本製品以外で使用しないでください。本製品以外で使用した場合,火災・感電の原因となります。
- 電源ケーブルが傷んだら(芯線の露出,断線など)保守員に交換をご依頼ください。そのまま使用すると火災・感電の原因となります。
- 電源プラグはほこりが付着していない事を確認し,がたつきのないように刃の根元まで確実に差し込んでください。ほこりが付着したり接続が不完全な場合,火災・感電の原因となります。
タコ足配線はしないでください。
- 同じコンセントに多数の電源プラグを接続するタコ足配線はしないでください。タコ足配線は,火災の原因となるとともに,電力使用量がオーバーしてブレーカが落ち,ほかの機器にも影響をおよぼします。
電源を切断する場合は,本装置のすべての電源スイッチまたはブレーカをOFFにしてください。
- 本装置には複数の入力電源が供給されています。電源を切断する場合は,本装置のすべての電源スイッチ(AC電源機構を搭載している装置)またはブレーカ(DC電源機構を搭載している装置)をOFFにしてください。装置には以下のラベルを貼付しています。
電源機構の増設および交換を行なう場合は電源ケーブルを取り外してください。
- 電源機構の増設,交換を行なう場合は,交換する電源機構から電源ケーブルを取り外してください。電源ケーブルを接続していると,電源スイッチをOFFにしていても一部の回路に通電しています。そのため,電源ケーブルを取り付けたまま電源機構の増設,交換を行なうと,火災・感電の原因となります。増設,交換する電源機構から必ず電源ケーブルを抜いて行なってください。
ラックに取り付ける場合はガイドレールを使用してください。
- 本装置のラック取り付け金具は,本体をラックに固定するためのもので,荷重を支えるためのものではありません。ガイドレールを使用してください。なお,ガイドレールはラック付属のもので,本体(オプション機構最大搭載時)の荷重を支えることのできるものを使用してください。
入排気孔をふさがないでください。
- 装置の入排気孔をふさがないでください。入排気孔をふさぐと内部に熱がこもり,火災の原因となることがあります。入排気孔から70mm以上スペースを空けてください。
なお,電源機構を前面に搭載する装置 (AX7804S−AC,AX7808S−AC) の入排気孔は装置の前後左右に,電源機構を背面に搭載する装置 (AX7804S−DC,AX7808S−DC,AX7816S−AC,AX7816S−DC) の入排気孔は装置の左右にあります。
髪の毛や物を装置の入排気孔に近づけないでください。
- 装置には冷却用のファンを搭載しています。入排気孔の近くに物を近づけないでください。内部の温度上昇により,故障の原因となるおそれがあります。
また,入排気孔の近くに髪の毛や物を近づけないでください。巻き込まれてけがの原因となることがあります。
移動させる場合は,電源機構の取っ手を持たないでください。
- 移動させる場合は,電源機構の取っ手を持たないでください。取っ手が外れて装置が落下し,けがの原因となることがあります。また,電源機構が変形したりして,火災・感電の原因となることがあります。
移動させる場合はケーブルを取り外してください。
- 移動させる場合は必ず装置の電源を切り,すべてのケーブル類を装置から外してから行なってください。装置やケーブルが変形したり,傷ついたりして,火災・感電の原因となることがあります。
オプション機構を落とさないでください。
- AX7800Sシリーズのオプション機構の質量は以下の通りです。
落とさないように取り扱ってください。落とすとけがの原因となることがあります。
種類 質量 AX7804S−AC,AX7808S−ACの電源機構 5kg AX7816S−ACの電源機構 10kg AX7804S−DCの電源機構 4kg AX7808S−DC,AX7816S−DCの電源機構 8kg 基本制御機構 4kg パケットスイッチング機構(ネットワークインタフェース機構を搭載している場合) 5kg PSU内蔵型高密度ポートのネットワークインタフェース機構 6kg - AX7816S−ACの電源機構およびAX7808S−DC,AX7816S−DCの電源機構の取り外し時は,取っ手をしっかり持って支えてください。不用意に引き出すと,落下してけがの原因となることがあります。
AX7816S−ACの電源機構およびAX7808S−DC,AX7816S−DCの電源機構には以下のラベルを貼り付けています。
電源ケーブルを粗雑に扱わないでください。
- 電源ケーブルを熱器具に近づけないでください。ケーブルの被覆がとけて,火災・感電の原因となることがあります。
- 電源ケーブルをコンセントに差し込むとき,または抜くときは必ず電源ケーブルのプラグ部分を持って行なってください。ケーブルを引っ張ると断線の原因となります。
ネットワークインタフェース機構S33−10G4RXを取り外すときには高温に注意してください。
- ネットワークインタフェース機構S33−10G4RXの動作中の表面温度は,最高65℃になります。
装置の電源を入れたままでS33−10G4RXを取り外す場合は,S33−10G4RXを閉塞してから5分後に取り外してください。
装置の電源を切断してからS33−10G4RXを取り外す場合は,電源を切断してから30分後に取り外してください。
上記の手順に従わないと,火傷の原因となります。
なお,ネットワークインタフェース機構S33−10G4RXには以下のラベルを貼り付けています。
レーザー光に注意してください。
- 下記の表示があるネットワークインタフェース機構ではレーザー光を使用しています。(レーザー光は無色透明で目には見えません。)光送受信部を直接のぞかないでください。
湿気やほこりの多いところに置かないでください。
- 湿気やほこりの多い場所に置かないでください。火災・感電の原因となることがあります。
- 低温から高温の場所など温度差が大きい場所へ移動させた場合,表面や内部で結露することがあり,そのまま使用すると火災・感電の原因となります。そのままその場所で数時間放置してから使用してください。
装置を積み重ねないでください。
- 装置を積み重ねないでください。装置を破損するおそれがあります。また,バランスがくずれて倒れたり,落下してけがの原因となることがあります。
乗ったり,よりかかったり,物を置いたりしないでください。
- 装置に乗ったり,よりかかったり,物を置いたりしないでください。装置を破損するおそれがあります。また,バランスがくずれて倒れたり,落下してけがの原因となることがあります。
装置の内部に手を触れないでください。
- 装置内部に不用意に手を入れないでください。機構部等でけがの原因となることがあります。
リチウム電池
- この装置にはリアルタイムクロック用にリチウム電池を搭載しています。取り扱いを誤ると発熱・破裂・発火などでけがをしたり,火災の原因となります。装置から取り外したり,分解,100℃以上の加熱,焼却,水に濡らすなどの取り扱いはしないでください。
清掃について
- 装置および装置周辺のほこりは,定期的に清掃してください。装置停止の原因となるだけでなく火災・感電の原因となることがあります。
電源設備は,突入電流による電圧低下が起きないよう考慮してください。
- 本装置の電源を投入すると突入電流が流れます。突入電流により,電源設備の電圧低下が起きないように考慮してください。電圧低下が起きると,本装置だけでなく,同じ電源設備に接続された他の機器にも影響をおよぼします。
高温になるところに置かないでください。
- 直射日光が当たる場所やストーブのような熱器具の近くに置くと,部品に悪い影響を与えますので注意してください。
テレビやラジオを近づけないでください。
- テレビやラジオなどを隣接して設置した場合,お互いに悪影響を及ぼすことがあります。テレビやラジオに雑音が入った場合は次のようにしてください。
・テレビやラジオからできるだけ離す。
・テレビやラジオのアンテナの向きを変える。
・コンセントを別々にする。
硫化水素の発生するところや,塩分の多いところに置かないでください。
- 温泉地など,硫化水素の発生するところや,海岸などの塩分の多いところでお使いになると本装置の寿命が短くなるおそれがあります。
電源ケーブルの取り付け,取り外しを行なう場合は,電源スイッチをOFFにしてください。
- 電源ケーブルの取り付け,取り外しを行なう場合は,取り付け,取り外しを行なう電源機構のスイッチをOFFにしてください。
トランシーバにラベルなどを貼り付けたりしないでください。
- トランシーバには,メーカおよび弊社の標準品であることを示すラベルを貼り付けています。ただし,このラベルを貼り付けているのは,トランシーバの放熱や,ケージからの抜けを防止する機構の妨げにならない部分です。放熱や抜け防止機構の妨げになるところにラベルなどを貼り付けると,トランシーバが故障したり,ネットワークインタフェース機構を破損したりするおそれがあります。
ACC LED点灯中はメモリカードを取り外したり,電源を切断したりしないでください。
- 基本制御機構(BCU)のACC LED点灯中はメモリカードにアクセス中です。アクセス中は,絶対にメモリカードを取り外したり,電源を切断したりしないでください。メモリカードを破損するおそれがあります。
また,一部のコマンドは,コマンド入力後メモリカードのアクセスが終了するまでにしばらく時間がかかります。アクセスが終了したことを確認の上,メモリカードの取り外しや電源の切断を行なってください。
BCU LED緑点滅中は装置の電源を切断しないでください。
- 以下のような場合は,装置正面パネルのBCU LEDが緑点滅から緑点灯に変わるまで絶対に装置の電源を切断しないでください。装置が故障するおそれがあります。
・開梱後,(メモリカードが取り付けられている状態で) 初めて電源の投入を行なう場合
・ソフトウェアのアップデート中
装置の電源を入れたままでファンユニットを交換する場合,制限時間を守ってください。
- 装置の電源を入れたままでファンユニットを交換する場合,ファンユニットを取り外してから取り付けるまでを1分以内で行なってください。上記の時間を超えると,装置内部の温度上昇により,他の機構にも影響をおよぼすことがあります。
装置およびオプション機構の持ち運び,梱包などを行なう場合は,静電気防止用のリストストラップを使用してください。
- 静電気防止用リストストラップを使用してください。静電気防止用リストストラップを使用しないで取り扱った場合,静電気により機器を損傷することがあります。
パケットスイッチング機構の取り扱いに注意してください。
- パケットスイッチング機構の取り付け,取り外しを行なう場合は,下記のラベルが貼り付けられている部分を持たないでください。外枠が変形するおそれがあります。外枠が変形した状態でネットワークインタフェース機構を取り付けると,ネットワークインタフェース機構を破損するおそれがあります。
基本制御機構,パケットスイッチング機構の上に物を置かないでください。
- 基本制御機構,パケットスイッチング機構の上に物を置かないでください。外枠が変形するおそれがあります。
基本制御機構,パケットスイッチング機構には以下のラベルを貼り付けています。
オプション機構を取り付けるときには注意してください。
- オプション機構を取り付けるときには,以下の手順にしたがってください。以下の手順にしたがわないと,障害発生や装置故障の原因となることがあります。
- レバーを図のように開く。
- レバーを持ちながら,レバーが装置に接触するところまでゆっくりと押し込む。
- レバーを使用して奥まで挿入する。なお,レバーを動かすときには,無理な力を加えずにゆっくりと(1秒以上)動かす。
オプション機構を取り外して装置を使用する場合,ブランクパネルを取り付けてください。
- オプション機構を取り外して本装置を使用する場合,必ずブランクパネルを取り付けてください。ブランクパネルを取り付けずにそのまま使用すると,装置のエアフローが確保できなくなります。エアフローが確保できなくなると,装置内部の温度上昇により,障害発生の原因となります。
また,本装置が発生する妨害電波が他の機器へ影響を与えたり,他の機器が発生する妨害電波が本装置に影響を与え,誤動作の原因となることがあります。
オプション機構の持ち運び,梱包の際は取り扱いに注意してください。
- ネットワークインタフェース機構,基本制御機構,パケットスイッチング機構,メモリ,メモリカード,および電源機構などのオプション機構の持ち運び,梱包の際は,搭載部品やはんだ面には手をふれないでください。また,保管する場合は静電防止袋の中に入れてください。
お手入れのときは
- 装置外装の汚れは,乾いたきれいな布,あるいは,布に水か中性洗剤を含ませてかたく絞ったもので,汚れた部分を拭いてください。ベンジンやシンナーなどの揮発性の有機溶剤や薬品,化学ぞうきん,殺虫剤は,変形・変色および故障の原因となることがあるので使用しないでください。
長時間ご使用にならないとき
- 長期間の休みや旅行などで長時間装置をご使用にならないときは,安全のため必ず電源ケーブルをコンセントから抜いてください。DC電源を使用している場合には,電源設備側のブレーカをOFFにしてください。
この装置の廃棄について
- この装置には,使用終了時に特別な処理および廃棄を必要とするリチウム電池,銅,鉛,錫が使われている回路ボード,ケーブルおよびコネクタなどが含まれています。この装置を廃棄する場合は,地方自治体の条例または規則に従い廃棄するか,地域の廃棄物処理施設にお問い合わせください。
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