運用コマンドレファレンス Vol.2

restart dot1x

［機能］

802.1Xプログラムを再起動します。

［入力モード］

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

［入力形式］

restart dot1x [-f] [core-file]

［パラメータ］

省略

再起動確認メッセージを出力したあと，802.1Xプログラムを再起動します。

-f

再起動確認メッセージなしで，802.1Xプログラムを再起動します。

core-file

再起動時に802.1Xプログラムのコアファイルを出力します。

［実行例］

802.1Xプログラム再起動の実行例を次に示します。

図8-24　802.1Xプログラム再起動
> restart dot1x
802.1X restart OK?  (y/n) : y
>
802.1Xプログラム再起動(-fパラメータ指定)の実行例を次に示します。

図8-25　802.1Xプログラム再起動(-fパラメータ指定)
> restart dot1x -f
>

［ユーザ通信への影響］

装置上のすべての802.1X認証状態が初期化され，通信が断絶します。通信を復旧させるには，再度認証を行う必要があります。

［応答メッセージ］

表8-8　restart dot1xコマンドのメッセージ一覧

メッセージ意味

Dot1x doesn't seem to be running. 802.1Xプログラムが起動していないため，コマンドが失敗しました。802.1Xを設定していない場合は，802.1Xプログラムが起動していないため，本メッセージが出力されます。

pid file dot1x.pid mangled. 802.1XプログラムのPIDファイルが不正です。

Now another user is using dot1x command, please try again. 他のユーザがdot1x コマンドを使用中です。
しばらくしてから再投入してください。

Can't execute. コマンドを実行できません。

メッセージ	意味
Dot1x doesn't seem to be running.	802.1Xプログラムが起動していないため，コマンドが失敗しました。802.1Xを設定していない場合は，802.1Xプログラムが起動していないため，本メッセージが出力されます。
pid file dot1x.pid mangled.	802.1XプログラムのPIDファイルが不正です。
Now another user is using dot1x command, please try again.	他のユーザがdot1x コマンドを使用中です。しばらくしてから再投入してください。
Can't execute.	コマンドを実行できません。

［注意事項］

コアファイルの格納先ディレクトリおよび名称は次のとおりになります。

格納ディレクトリ：/primaryMC/var/core

コアファイル：dot1xd.core

指定ファイルがすでに存在する場合は無条件に上書きするので，必要ならばあらかじめファイルをバックアップしてください。

[目次][前へ][次へ]

[他社商品名称に関する表示]