コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
[入力モード]
igmpモード
[入力形式]
- インタフェース情報の設定・変更
- interface <IP Address>...
- >>移行モード:igmp interface
- インタフェース情報の削除
- delete interface <IP Address>...
[サブコマンド入力形式]
- インタフェース情報の設定・変更
- { enable | disable }
- maxresptime <Time>
- queryinterval <Time>
- インタフェース情報の削除
- delete { enable | disable }
- delete maxresptime
- delete queryinterval
[モード階層]
igmp └─ igmp interface
[パラメータ]
- <IP Address>...
- IGMPを動作させるインタフェースのIPアドレスを指定します。当該インタフェースがブロードキャスト型の場合は当該インタフェースのIPアドレスを設定します。ポイント−ポイント型の場合は当該インタフェースに接続する相手装置のインタフェースのIPアドレスを設定します。
- 「情報の削除」で本パラメータを指定した場合,当該インタフェース情報に複数のIPアドレスが指定されている場合は,指定IPアドレスを削除します。また,当該インタフェース情報に一つのIPアドレスしか指定されていない場合は,当該インタフェース情報を削除します。
- 本パラメータ省略時の初期値
なし(省略不可)
- 値の設定範囲
<IP Address>に個別のインタフェースを示すIPアドレス(ドット記法)を指定します。<IP Address>...では,複数のIPアドレスを指定できます。全インタフェースを示すall指定はできません。
[サブコマンド]
- { enable | disable }
- 該当インタフェースでIGMPを使用するかしないかを指定します。enableを指定した場合,指定したインタフェースでIGMPが動作します。disableを指定した場合,指定したインタフェースでIGMPは動作しません。
- 本サブコマンド省略時の初期値
初期値はenableです。
- 値の設定範囲
enableまたはdisableです。
- maxresptime <Time>
- Queryメッセージの応答待ち時間を指定します。maxresptimeはqueryintervalより小さい値でなければなりません。maxresptimeで設定した時間を経過してもReportメッセージを受信しない場合はグループの加入がないものと判断します。
- 本サブコマンド省略時の初期値
10秒
- 値の設定範囲
<Time>に1から25(10進数:秒)を指定します。ただし,queryintervalより小さい値を指定します。
- queryinterval <Time>
- Queryメッセージの送信間隔を指定します。同一ネットワークに接続されたルータのqueryintervalは同一の値でなければなりません。Queryメッセージは当該ネットワークに接続されているホストに対してのグループの加入問い合わせおよびQuerierの決定に使用されます。
- 本サブコマンド省略時の初期値
125秒
- 値の設定範囲
<Time>に2から65535(10進数:秒)を指定します。ただし,maxresptimeより大きい値を指定します。
[入力例]
「igmp」の[入力例]を参照してください。
[注意事項]
- system config_update autoが定義されていない時に本コマンドを使用しコンフィグレーションの変更を行った場合は,applyコマンドを投入してください。
Copyright (c)2005, 2011, ALAXALA Networks Corporation. All rights reserved.