解説書 Vol.1
本装置でIPアドレスを設定するインタフェースにはVLANやルータポートのTag-VLAN連携などがあります。
IPアドレスを設定するインタフェースの種類を次の表に示します。VLAN以外のインタフェースを設定すると,そのポートはルータポートとなりレイヤ2スイッチ機能の対象外になります。詳細については,「6.1.1 概要 (3) スイッチポートとルータポート」を参照してください。
インタフェース 概要 VLAN VLANに対してIPアドレスを設定します。 イーサネット イーサネットインタフェースに対して直接IPアドレスを設定します。
ルータポートとなり,イーサネットインタフェースの1ポートを単独のインタフェースとして使用できます。
このポートではVLAN Tagは使用できません。イーサネット
(Tag-VLAN連携)イーサネットインタフェースにTag-VLAN連携機能を設定し,そのVLANごとにIPアドレスを設定します。
ルータポートとなり,イーサネットインタフェースのVLAN Tagごとに異なるインタフェースとして使用できます。
このポートでは,VLAN Tagを使用するインタフェースと,VLAN Tagを使用しないUntaggedのインタフェースを両方使用できます。リンクアグリゲーション リンクアグリゲーションに対して直接IPアドレスを設定します。
ルータポートとなり,リンクアグリゲーションの1グループを単独のインタフェースとして使用できます。
このポートではVLAN Tagは使用できません。リンクアグリゲーション
(Tag-VLAN連携)リンクアグリゲーションにTag-VLAN連携機能を設定し,そのVLANごとにIPアドレスを設定します。
ルータポートとなり,リンクアグリゲーションのVLAN Tagごとに異なるインタフェースとして使用できます。
このポートでは,VLAN Tagを使用するインタフェースと,VLAN Tagを使用しないUntaggedのインタフェースを両方使用できます。POS POSインタフェースに対してIPアドレスを設定します。 トンネルインタフェース トンネルインタフェースに対してIPアドレスを設定します。 RMイーサネット
(AX5400Sではリモートマネージメントポート)RMイーサネットに対してIPアドレスを設定します。 メンテナンスポート【AX5400S】 メンテナンスポートに対してIPアドレスを設定します。
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