運用コマンドレファレンス Vol.2
[機能]
MPLSに関する統計情報の収集を開始します。
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[入力形式]
execute mpls statistics
[パラメータ]
なし
[実行例]
MPLS統計の収集を開始します。
図8-28 MPLS統計収集開始
> execute mpls statistics >
[表示説明]
なし
[ユーザ通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表8-37 execute mpls statisticsコマンド応答メッセージ
メッセージ内容 意味 MPLS is not active. MPLSプログラムが動作していません。MPLSの動作条件およびコンフィグレーションを確認してください。 MPLS is configured to be disabled. コンフィグレーション中でnoの設定がされています。コンフィグレーションを確認してください, Connection failed to MPLS. MPLSプログラムとの通信が失敗しました。コマンドを再投入してください。頻発する場合は,restart mplsコマンド(「restart mpls【OP-MPLS】」参照)でMPLSプログラムを再起動してください。 MPLS is suppressing. MPLSが終了処理中です。コンフィグレーションを確認してください。 No enough memory. コマンドを実行するための十分なメモリがありません。しばらくして再投入してください。 Can't execute MPLS program is initializing. MPLSプログラムが初期設定処理中のためコマンドを受け付けられません。しばらくして再投入してください。 Can't execute this command in standby BCU. 待機系BCUでこのコマンドは実行できません。 Not operational CP. CPは非運用状態です。 Socket open error. ソケット生成に失敗しました。しばらくして再投入してください。
[注意事項]
- コンフィグレーションコマンドmpls statistics enableも,統計情報収集を有効にするコマンドです。
- 初期状態つまりコンフィグレーションも運用も設定されていない場合は,統計を収集している状態です。
- 装置起動時はコンフィグレーションに従って動作します。以降,コンフィグレーションコマンド,または運用コマンドのどちらか最後に投入した方に従って動作します。
- 現状態が有効か無効かは,show mpls forwarding-table statisticsコマンド(「show mpls forwarding-table【OP-MPLS】」参照)で確認できます。
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