運用コマンドレファレンス Vol.1
[機能]
スタートアップコンフィグレーションファイルの内容およびランニングコンフィグレーションを,すべて初期導入時に戻します。
[入力モード]
装置管理者モード
[入力形式]
erase startup-config
[パラメータ]
なし
[実行例]
スタートアップコンフィグレーションファイルの内容を初期導入時に戻します。
# erase startup-config Do you wish to erase current configuration file (y/n):ここでyを入力するとコマンドが実行されます。
#
[ユーザ通信への影響]
運用中のポートはすべて運用を停止します。
[応答メッセージ]
「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 17. コンフィグレーション編集時のエラーメッセージ」,「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 18. その他のエラーメッセージ」を参照してください。
[注意事項]
- 本コマンドを実行すると運用中のポートはすべて運用を停止します。ネットワーク経由でログインしている場合は本コマンドを実行するとセッションが切れるので注意してください。
- コンフィグレーションファイルを編集中の場合は本コマンドを使用できません。コンフィグレーションの編集を終了後,本コマンドを使ってコンフィグレーションファイルを初期導入時に戻してください。
- 二重化で運用している装置でコンフィグレーションファイルを初期化した場合,一時的に運用系と待機系のコンフィグレーションに差分が生じるため,系切替が抑止された旨のメッセージが表示されることがあります。【AX7800R】
- 一重化/二重化運用モードがauto_duplexで,かつ二重化で動作している場合,本コマンドの実行により待機系がリスタートしたとき,’System mode changed from duplex to simplex.’というログが表示されます。この場合,’System mode changed from simplex to duplex.’のログが表示されるまで系切替は抑止されます。【AX7800R】
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