運用コマンドレファレンス Vol.1
[機能]
MCの抜き差しを終えるまでカードアクセスを禁止します。カードの抜き差し後には自動的にアクセス禁止を解除します。
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[入力形式]
set mc disable <TargetMC>
[パラメータ]
- <TargetMC>
- 対象となるMCを指定します。
- secondary
- 予備MCを指定します。
- slot0
- MCスロット0を指定します。
- slot1
- MCスロット1を指定します。
[実行例]
>set mc disable secondary
[ユーザ通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表7-5 set mc disableコマンドのメッセージ一覧
メッセージ 内容 Can't gain access to primary MC card. 現用MCが未実装か,または現用MCへのアクセスに失敗しました。 Can't gain access to secondary MC card. 予備MCが未実装か,または予備MCへのアクセスに失敗しました。 Can't execute. コマンドを実行できません。
[注意事項]
- MCにアクセスするコマンドを実行する際には,対象MCがdisableでないことを確認してください。
- カレントディレクトリが予備MC上になっているときに本コマンドを実行すると現在のカレントディレクトリが認識できなくなります。この場合はcdコマンド(「cd」参照)でホームディレクトリ指定またはフルパス指定でディレクトリを移動してください。
- 現用MCに対して,本コマンドは実行できません。本コマンドを実行した場合は,"コマンドを実行できません。"("Can't execute.")が応答メッセージとして出力されます。
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