コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
ログ情報をE-Mailで出力するためSMTPサーバの情報を設定します。本コマンドでは最大16エントリの設定ができます。
[入力モード]
グローバルコンフィグモード
[入力形式]
- 情報の設定
 - logger smtp {<host name> | <IP Address>} [port <port number>]
 
- 情報の削除
 - delete logger smtp {<host name> | <IP Address>}
 
- 情報の表示
 - show logger
 
[サブコマンド入力形式]
なし
[モード階層]
なし
[パラメータ]
- {<host name> | <IP Address>}
 - SMTPサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。
 
- port <port number>
 - SMTPサーバのポート番号を指定します。省略時は標準値(25)を使用します。
 
[サブコマンド]
なし
[入力例]
- SMTPサーバ情報の設定
 
ログE-Mail送信で使用するSMTPサーバをloghostに設定します。
 (config)# logger smtp loghost (config)# show logger logger smtp loghost (config)#- SMTPサーバ情報の設定(ポート番号指定)
 
ログE-Mail送信で使用するSMTPサーバをloghostのポート10025に設定します。
 (config)# logger smtp loghost port 10025 (config)# show logger logger smtp loghost port 10025 (config)#- SMTPサーバ情報の削除
 
SMTPサーバをloghostの設定を削除します。
 (config)# show logger logger smtp loghost (config)# delete logger smtp loghost Are you sure ?(y/n)y (config)# show logger logger (config)#- 設定情報の表示
 
SMTPサーバ情報を表示します。
 (config)# show logger logger smtp loghost (config)#
[関連コマンド]
hosts(ホスト名情報)
logger-email(ログE-Mail送信情報)
dns-resolver(DNSリゾルバ情報)
[注意事項]
- 指定したSMTPサーバ情報(ホスト名またはIPアドレス,ポート番号)が接続先のSMTPサーバに設定されているものと一致していることを十分ご確認ください。E-Mail送信時に,SMTPサーバとの接続に失敗した場合,当該メールはそのまま廃棄されます。
 - 本機能はIPv4でだけ使用可能です。そのためSMTPサーバにhostsコマンド(ホスト名情報)でIPv6アドレスだけ定義されているホスト名を指定した場合には,当該サーバ宛てE-Mailは廃棄されます。
 - IPルーティングプロトコル情報,IPマルチキャストルーティングプロトコル情報,MPLS情報の変更を行い,applyコマンドを実行していない場合,本コマンドを入力するとコマンドの実行前にapplyコマンドを自動で実行し,変更したIPルーティングプロトコル情報,IPマルチキャストルーティングプロトコル情報,MPLS情報が運用に反映されます。
 
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