コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1

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パラメータに指定できる値

パラメータに指定できる値を,次の表に示します。

表1-1 パラメータに指定できる値

パラメータ種別 説明 入力例
名前 1文字目が英字,2文字目以降が英数字とハイフン(-),アンダースコア(_),ピリオド(.),スラッシュ(/)で指定できます。
指定できる文字数は14文字以内です。
なお,コマンド名,パラメータ名は予約語として扱われるため,同一の文字列は名前として使用できないことがあります。
コマンド入力形式上,名前またはコマンド・パラメータのどちらでも指定できる部分で,コマンド・パラメータと同一の文字列を入力した場合,コマンド・パラメータとして扱われます。
line Department1 ethernet 0/0
MACアドレス 1バイトずつ16進数で表し,この間をコロン(:)で区切ります。 00:12:E2:3F:4C:33
IPv4アドレス,IPv4ネットマスク 4バイトを1バイトずつ10進数で表し,この間をドット(.)で区切ります。 192.168.0.14
255.255.255.0
IPv6アドレス 2バイトずつ16進数で表し,この間をコロン(:)で区切ります。 3ffe:501:811:ff03::87ff:fed0:c7e0
IPv6リンクローカルアドレス 16進数のアドレス後部にパーセント(%)をはさんでインタフェース名称を指定します。 fe80::200:87ff:fe5e:13c7%Department1

■任意の文字列

英数字および特殊文字で設定できます。ただし,特殊文字は一部設定できない文字があります。文字コード一覧を次の表に示します。下記文字コード内の英数字以外の文字を特殊文字とします。

表1-2 文字コード一覧

文字 コード 文字 コード 文字 コード 文字 コード 文字 コード 文字 コード
スペース 0x20 0 0x30 @ 0x40 P 0x50 ` 0x60 p 0x70
! 0x21 1 0x31 A 0x41 Q 0x51 a 0x61 q 0x71
" 0x22 2 0x32 B 0x42 R 0x52 b 0x62 r 0x72
# 0x23 3 0x33 C 0x43 S 0x53 c 0x63 s 0x73
$ 0x24 4 0x34 D 0x44 T 0x54 d 0x64 t 0x74
% 0x25 5 0x35 E 0x45 U 0x55 e 0x65 u 0x75
& 0x26 6 0x36 F 0x46 V 0x56 f 0x66 v 0x76
' 0x27 7 0x37 G 0x47 W 0x57 g 0x67 w 0x77
( 0x28 8 0x38 H 0x48 X 0x58 h 0x68 x 0x78
) 0x29 9 0x39 I 0x49 Y 0x59 i 0x69 y 0x79
* 0x2A : 0x3A J 0x4A Z 0x5A j 0x6A z 0x7A
+ 0x2B ; 0x3B K 0x4B [ 0x5B k 0x6B { 0x7B
, 0x2C < 0x3C L 0x4C \ 0x5C l 0x6C | 0x7C
- 0x2D = 0x3D M 0x4D ] 0x5D m 0x6D } 0x7D
. 0x2E > 0x3E N 0x4E ^ 0x5E n 0x6E ~ 0x7E
/ 0x2F ? 0x3F O 0x4F _ 0x5F o 0x6F --- ---

[注意事項]
  • 疑問符(?)(0x3F)を入力するには[Ctrl]+[V]を入力後[?]を入力してください。また,疑問符を含む設定をコピー・ペーストで流し込むことはできません。
  • バックスラッシュ(\)(0x5C)はエスケープ文字として扱います。そのため,system nameなどで文字列を指定する際,ダブルクォート(")などの直前にバックスラッシュを指定するとエラーになります(エラーとなる例:system name "abc\")。バックスラッシュを文字として指定するためには,\\のように2文字続けて入力します(指定例:system name "abc\\")。

[設定できない特殊文字]

表1-3 設定できない特殊文字

文字の名称 文字 コード
ダブルクォート " 0x22
ドル $ 0x24
シングルクォート ' 0x27
セミコロン ; 0x3B
逆シングルクォート ` 0x60
大カッコ始め { 0x7B
大カッコ終わり } 0x7D

[設定の例]
snmp "public@center-office" 10.1.1.1

■<PRU No.>,<NIF No.>および<Line No.>の範囲

パラメータ<PRU No.>,<NIF No.>および<Line No.>の値の範囲を次の表に示します。

表1-4 <PRU No.>,<NIF No.>の値の範囲【AX7800R】

項番 モデル <PRU No.>の値の範囲 <NIF No.>の値の範囲
1 AX7804R 0〜1 0〜3
2 AX7808R 0〜3 0〜7
3 AX7816R 0〜7 0〜15

表1-5 <PRU No.>,<NIF No.>の値の範囲【AX7700R】

項番 モデル <PRU No.>の値の範囲 <NIF No.>の値の範囲
1 AX7702R 0 0〜1

表1-6 <Line No.>の値の範囲

項番 NIF型名略称 NIF種別 <Line No.>の値の範囲
1 NE1G-12TA 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T・12回線・VRRP機能拡張 0〜11
2 NE1G-48T 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T・48回線 0〜47
3 NE1G-12SA 1000BASE-X・SFP・12回線・VRRP機能拡張 0〜11
4 NE1G-6GA 1000BASE-X・GBIC・6回線・VRRP機能拡張 0〜5
5 NE10G-1ER 10GBASE-ER(2m〜40km)・1回線 0
6 NE10G-1RX 10GBASE-R・XFP・1回線 0
7 NE10G-1RXA 10GBASE-R・XFP・1回線 0
8 NE10G-1LW 10GBASE-LW(2m〜10km)・1回線 0
9 NE10G-1EW 10GBASE-EW(2m〜40km)・1回線 0
10 RB2-10G4RX 10GBASE-R・XFP・4回線・PRU-B2内蔵 0〜3
11 RE1-10G4RX 10GBASE-R・XFP・4回線・PRU-E1内蔵 0〜3
12 NE1GSHP-4S 1000BASE-X・SFP・4回線・階層化シェーパ機能付き(1024ユーザ×4 QoS/ポート) 0〜3
13 NE1GSHP-8S 1000BASE-X・SFP・8回線・階層化シェーパ機能付き(1024ユーザ×4 QoS/ポート) 0〜7
14 NEMX-12 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T・8回線+ 1000BASE-X・SFP・4回線 0〜7:
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
8〜11:
1000BASE-X・SFP
15 NP48-4S OC-48c/STM-16 POS・SFP・4回線・シングルモード 0〜3
16 NP192-1S OC-192c/STM-64 POS(2km)・1回線・G.652シングルモード 0
17 NP192-1S4 OC-192c/STM-64 POS(40km)・1回線・G.652シングルモード 0

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