解説書 Vol.1
BFD(Bidirectional Forwarding Detection)とは,2台の装置間での経路の生存状況を調べ,いち早く障害を検出することを目的とした機能です。両装置は定期的にBFDパケットを送受信し,対向装置から一定時間以上BFDパケットが到着しなかった場合は対向装置との経路に障害が発生したと見なします。
BFDの適用は装置間に迂回経路がある場合に有効で,隣接ノード間にL2スイッチなどが介在して隣接ノードの障害が伝わらないとき,リンクステータスが伝わらないときなどに有効です。
本装置では,BFDはシングルホップのノードに対して経路の状態を監視します。
図11-1 BFD概念図
- <この節の構成>
- 11.1.1 BFDのサポート範囲
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