メッセージ・ログレファレンス

2.5.1　MPLS

MPLSの運用メッセージ・運用ログを次の表に示します。

表2-16　MPLSの運用メッセージ・運用ログ（ログ種別：MPL）

項番メッセージテキスト内容

1 mpls:
MPLS isn't supported by this PRU. Check the mpls configuration. (PRU : <PRUNo.>) エラー

次のPRUにMPLS情報を定義できません。
[対応]
PRU種別を確認してください。

<PRU No>：PRU番号，または" - "（PRU番号が不明の場合）

2 mpls:
LDP started working because 'local-address' was defined. 情報

local address定義が追加されたため，MPLSプログラムを起動しました。
[対応]
なし。

3 mpls:
LDP stopped working because 'local-address' was deleted. ワーニング

local address定義が削除されたため，MPLSプログラムを停止しました。
[対応]
なし。

4 mpls:
LDP restarted working because 'local-address' was modified. ワーニング

local address定義が変更されたため，MPLSプログラムを再起動しました。
[対応]
なし。

5 mpls:
LDP can not work without 'local-address' configuration. ワーニング

local address定義がないため，MPLSプログラムを起動できません。
[対応]
local addressを定義してください。

6 mpls_global_repair:
interface down detected (interface <Interface Name>). 情報

監視論理インタフェースの障害を検出しました。
[対応]
なし。

<Interface Name>：監視論理インタフェース名

7 mpls_global_repair:
repair failure for some LSP (ip address <IP Address>). エラー

Global Repair機能による障害通知受信で，一部のLSPが経路切替に失敗しました。
[対応]
運用コマンドでLSP状態を確認して運用コマンドで切り替えてください。

<IP Address>：障害通知送信元IP Address

8 mpls_local_repair:
repair executed (interface <Interface Name>). 情報

LSPの出力インタフェースの障害を検出し，LSPの経路切替を実施します。
[対応]
なし。

<Interface Name>：障害の発生したインタフェース名が表示されます。

9 mplsd stopped(code:<code>) エラー

MPLSデーモンが停止しました。
[対応]
停止要因が0x001の場合，搭載メモリを確認してください。停止要因が0x002の場合，BCU2であることを確認してください。

<code>：停止要因

0x001：BCUメモリ不足

0x002：未対応BCU

10 mpls:
LSP setup failed, because lack of label occurred. エラー

ラベルが不足したため，LSP設定に失敗しました。
[対応]
static_label_rangeコンフィグレーションおよび収容条件を見直した後で，restart mplsコマンドによりMPLSプログラムを再起動してください。

11 mpls_ldp_session:
ldp session has become operational (ip address <IP Address> , peer <Peer Address>) 情報

LDPセッションが確立しました。
[対応]
なし。

<IP Address>：自IP Address
<Peer Address>：接続先IP Address

12 mpls_ldp_session:
ldp session has shut down (ip address <IP Address> , peer <Peer Address> : <Reason>(code:<code>)) 情報／エラー

LDPのセッションが切断されました。
[対応]
切断理由によって対応が異なります。

Configuration changed or unsupported hardware：
コンフィグレーション，BCU，PRU，NIF種別を確認してください。

Hello expired：Helloタイマのタイムアウト

Keepalive expired：Keepaliveタイマのタイムアウト
回線，インタフェース，対向装置との通信状態を確認してください。

Illegal message received：不正なメッセージを受信
対向装置を確認してください。

Notification message received：LDP Notificationメッセージを受信
<code>を確認して，対向または自LDPプログラムの状態を調査してください。

Unknown：その他
上記以外の場合です。
回線，インタフェース，対向装置との通信状態を確認してください。

<IP Address>：自IP Address
<Peer Address>：接続先IP Address
<Reason>：切断理由

Configuration changed or unsupported hardware：
コンフィグレーションが変更されたか，MPLS未対応のハードウェアを使用している

Hello expired：
Helloタイマのタイムアウト

Keepalive expired：
Keepaliveタイマのタイムアウト

Illegal message received：
不正なメッセージを受信

Notification message received：
LDP Notificationメッセージを受信

Unknown：その他

<code>：LDP Notificationメッセージのコード
（Notification message receivedの場合は，受信コード。
Notification message received以外の場合は，送信コード）

0x80000001：LDP ID不正

0x80000002：LDPのプロトコルバージョン不正

0x80000003：PDU長不正

0x80000005：メッセージ長不正

0x80000007：TLV長不正

0x80000008：TLVの値不正

0x80000009：Helloタイマのタイムアウト

0x8000000A：シャットダウン要求

0x80000010：LDP設定時に接続先とのパラメータ不整合発生（Hello）

0x80000011：LDP設定時に接続先とのパラメータ不整合発生（ラベル広告モード）

0x80000012：LDP設定時に接続先とのパラメータ不整合発生（最大PDU長）

0x80000013：LDP設定時に接続先とのパラメータ不整合発生（ラベル範囲外）

0x80000014：Keepaliveタイマのタイムアウト

0x80000018：Keepaliveのタイマ不正

0x80000019：内部エラー

　

項番	メッセージテキスト	内容
1	mpls: MPLS isn't supported by this PRU. Check the mpls configuration. (PRU : <PRUNo.>)	エラー
次のPRUにMPLS情報を定義できません。 [対応] PRU種別を確認してください。
<PRU No>：PRU番号，または" - "（PRU番号が不明の場合）
2	mpls: LDP started working because 'local-address' was defined.	情報
local address定義が追加されたため，MPLSプログラムを起動しました。 [対応] なし。
3	mpls: LDP stopped working because 'local-address' was deleted.	ワーニング
local address定義が削除されたため，MPLSプログラムを停止しました。 [対応] なし。
4	mpls: LDP restarted working because 'local-address' was modified.	ワーニング
local address定義が変更されたため，MPLSプログラムを再起動しました。 [対応] なし。
5	mpls: LDP can not work without 'local-address' configuration.	ワーニング
local address定義がないため，MPLSプログラムを起動できません。 [対応] local addressを定義してください。
6	mpls_global_repair: interface down detected (interface <Interface Name>).	情報
監視論理インタフェースの障害を検出しました。 [対応] なし。
<Interface Name>：監視論理インタフェース名
7	mpls_global_repair: repair failure for some LSP (ip address <IP Address>).	エラー
Global Repair機能による障害通知受信で，一部のLSPが経路切替に失敗しました。 [対応] 運用コマンドでLSP状態を確認して運用コマンドで切り替えてください。
<IP Address>：障害通知送信元IP Address
8	mpls_local_repair: repair executed (interface <Interface Name>).	情報
LSPの出力インタフェースの障害を検出し，LSPの経路切替を実施します。 [対応] なし。
<Interface Name>：障害の発生したインタフェース名が表示されます。
9	mplsd stopped(code:<code>)	エラー
MPLSデーモンが停止しました。 [対応] 停止要因が0x001の場合，搭載メモリを確認してください。停止要因が0x002の場合，BCU2であることを確認してください。
<code>：停止要因 0x001：BCUメモリ不足 0x002：未対応BCU
10	mpls: LSP setup failed, because lack of label occurred.	エラー
ラベルが不足したため，LSP設定に失敗しました。 [対応] static_label_rangeコンフィグレーションおよび収容条件を見直した後で，restart mplsコマンドによりMPLSプログラムを再起動してください。
11	mpls_ldp_session: ldp session has become operational (ip address <IP Address> , peer <Peer Address>)	情報
LDPセッションが確立しました。 [対応] なし。
<IP Address>：自IP Address <Peer Address>：接続先IP Address
12	mpls_ldp_session: ldp session has shut down (ip address <IP Address> , peer <Peer Address> : <Reason>(code:<code>))	情報／エラー
LDPのセッションが切断されました。 [対応] 切断理由によって対応が異なります。 Configuration changed or unsupported hardware：コンフィグレーション，BCU，PRU，NIF種別を確認してください。 Hello expired：Helloタイマのタイムアウト Keepalive expired：Keepaliveタイマのタイムアウト回線，インタフェース，対向装置との通信状態を確認してください。 Illegal message received：不正なメッセージを受信対向装置を確認してください。 Notification message received：LDP Notificationメッセージを受信 <code>を確認して，対向または自LDPプログラムの状態を調査してください。 Unknown：その他上記以外の場合です。回線，インタフェース，対向装置との通信状態を確認してください。
<IP Address>：自IP Address <Peer Address>：接続先IP Address <Reason>：切断理由 Configuration changed or unsupported hardware：コンフィグレーションが変更されたか，MPLS未対応のハードウェアを使用している Hello expired： Helloタイマのタイムアウト Keepalive expired： Keepaliveタイマのタイムアウト Illegal message received：不正なメッセージを受信 Notification message received： LDP Notificationメッセージを受信 Unknown：その他 <code>：LDP Notificationメッセージのコード（Notification message receivedの場合は，受信コード。 Notification message received以外の場合は，送信コード） 0x80000001：LDP ID不正 0x80000002：LDPのプロトコルバージョン不正 0x80000003：PDU長不正 0x80000005：メッセージ長不正 0x80000007：TLV長不正 0x80000008：TLVの値不正 0x80000009：Helloタイマのタイムアウト 0x8000000A：シャットダウン要求 0x80000010：LDP設定時に接続先とのパラメータ不整合発生（Hello） 0x80000011：LDP設定時に接続先とのパラメータ不整合発生（ラベル広告モード） 0x80000012：LDP設定時に接続先とのパラメータ不整合発生（最大PDU長） 0x80000013：LDP設定時に接続先とのパラメータ不整合発生（ラベル範囲外） 0x80000014：Keepaliveタイマのタイムアウト 0x80000018：Keepaliveのタイマ不正 0x80000019：内部エラー

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