メッセージ・ログレファレンス

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1.2 障害部位の確認

装置内で故障が発生した場合に,故障部位または機能の切り分けを行うためにシステム操作パネルに障害表示を行います。BCUボード上のALARM LEDが点灯している場合は,装置障害が発生していることを示す障害表示を行います。また,ERROR LEDが点灯している場合は,装置の部分障害が発生していることを示す障害表示を行います。

障害表示は,エラーレベルE9,E8,E7,E6,E5の障害に対して行われ,エラーレベルの高い障害が優先的に表示されます。障害箇所が修復されると,障害表示は自動的に消えます。

装置起動中にシステム操作パネルの表示がPOST状態で変わらなくなった場合は,BCUの初期診断で障害を検出しています。「1.6 BCU初期診断での障害検出」を参照し,対応してください。

障害が発生すると,エラーレベルとともにイベント発生部位とメッセージIDがバックライトを点滅させながら表示されます。ENTRキーを押下すると,インタフェース識別子とその障害のメッセージテキストがバックライト点灯で表示されます。再度,ENTRキーを押下すると,<Main Menu>が表示されます。メッセージテキストは,画面左側に移動しながら繰り返し表示されます。

図1-1 障害表示の表示例(NIFでハードウェア障害を検出した例)

[図データ]

メッセージID表示のイベント発生部位に表示される障害部位または機能の略称を次の表に示します。

表1-1 システム操作パネルに表示される障害部位または機能の略称

障害部位または機能の略称
CONFIG
ACCESS
PPP
IP
MAC
RM
CP
NIF
LINELAN
LINEWAN
PRU
FAN
MC
POW
BCU
PRU-B2
PRU-B2B
PRU-C2
PRU-D2
PRU-D2B
PRU-E2
NE1GSHP-4S
NE10G-1ER
NE10G-1LW
NE10G-1EW
NE1GSHP-8S
NE10G-1RX
NE1G-48T
NE1G-12SA
NE1G-12TA
NE1G-6GA
NEMX-12
RB2-10G4RX
RE1-10G4RX
NE10G-1RXA
NP192-1S4
NP48-4S
NP192-1S

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