メッセージ・ログレファレンス
装置内で故障が発生した場合に,故障部位または機能の切り分けを行うためにシステム操作パネルに障害表示を行います。BCUボード上のALARM LEDが点灯している場合は,装置障害が発生していることを示す障害表示を行います。また,ERROR LEDが点灯している場合は,装置の部分障害が発生していることを示す障害表示を行います。
障害表示は,エラーレベルE9,E8,E7,E6,E5の障害に対して行われ,エラーレベルの高い障害が優先的に表示されます。障害箇所が修復されると,障害表示は自動的に消えます。
装置起動中にシステム操作パネルの表示がPOST状態で変わらなくなった場合は,BCUの初期診断で障害を検出しています。「1.6 BCU初期診断での障害検出」を参照し,対応してください。
障害が発生すると,エラーレベルとともにイベント発生部位とメッセージIDがバックライトを点滅させながら表示されます。ENTRキーを押下すると,インタフェース識別子とその障害のメッセージテキストがバックライト点灯で表示されます。再度,ENTRキーを押下すると,<Main Menu>が表示されます。メッセージテキストは,画面左側に移動しながら繰り返し表示されます。
図1-1 障害表示の表示例(NIFでハードウェア障害を検出した例)
メッセージID表示のイベント発生部位に表示される障害部位または機能の略称を次の表に示します。
表1-1 システム操作パネルに表示される障害部位または機能の略称
障害部位または機能の略称 CONFIG ACCESS PPP IP MAC RM CP NIF LINELAN LINEWAN PRU FAN MC POW BCU PRU-B2 PRU-B2B PRU-C2 PRU-D2 PRU-D2B PRU-E2 NE1GSHP-4S NE10G-1ER NE10G-1LW NE10G-1EW NE1GSHP-8S NE10G-1RX NE1G-48T NE1G-12SA NE1G-12TA NE1G-6GA NEMX-12 RB2-10G4RX RE1-10G4RX NE10G-1RXA NP192-1S4 NP48-4S NP192-1S
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