ハードウェア取扱説明書
トランシーバおよびネットワークインタフェース機構の光コネクタの清掃は,以下の手順で行ないます。
- レーザー光を使用しています。(レーザー光は無色透明で目には見えません。)光送受信部を直接のぞかないでください。
- 以下は,SFPの光コネクタを清掃する場合の例です。GBIC,XFP,およびネットワークインタフェース機構の光コネクタを清掃する場合も,同様の手順で行なってください。
- 【ステップ1】
- エアーダスターを使用し,光コネクタ内のごみ,ほこりを除去します。
図A-1 光コネクタとフェルール端面
- 可燃性ガスのエアーダスターを使用する場合は,火気の近くで使用しないでください。火災の原因となります。
- エアーダスターは光コネクタ清掃用のものを使用してください。光コネクタ清掃用以外のものを使用すると,フェルール端面を汚すおそれがあります。
- フェルール端面にエアーダスターのノズルや容器が触れないようにしてください。故障の原因となります。
- エアーダスターの取り扱いについては,エアーダスターのマニュアルを参照してください。
- 【ステップ2】
- 光コネクタクリーナー(スティックタイプ)を使用し,フェルール端面に付着した汚れを清掃します。
図A-2 フェルール端面の清掃
- 光コネクタクリーナーは専用のものを使用してください。専用以外のものを使用すると,フェルール端面を汚すおそれがあります。
- 清掃を行なう前に,光コネクタクリーナーの先端部分を点検して,布破れ,汚れ,異物付着等の異常がないことを確認してください。先端部分に異常があるものを使用すると,フェルール端面を傷つけるおそれがあります。
- 清掃するとき,過剰な力で押し付けないでください。フェルール端面を傷つけるおそれがあります。
- 光コネクタクリーナーの回転は時計方向のみとしてください。時計方向・反時計方向への相互回転しながら使用すると,フェルール端面を傷つけるおそれがあります。
- 光コネクタクリーナーの取り扱いについては,光コネクタクリーナーのマニュアルを参照してください。
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