運用コマンドレファレンス Vol.1
[機能]
イーサネットのNIF配下の統計情報カウンタを0クリアします。
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[入力形式]
clear counters nif [<NIF No.>]
[パラメータ]
- <NIF No.>
- NIF番号を指定します。指定できるNIF番号の値の範囲は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。省略時は本装置内の全NIFが指定対象となります。
[実行例]
NIFおよびNIF配下の統計情報カウンタを0クリアします。
図11-2 イーサネットのNIF指定での統計情報クリア実行結果画面
>clear counters nif 0 >
[ユーザ通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表11-8 clear counters nif(イーサネット)コマンドのメッセージ一覧
メッセージ 内容 Illegal NIF -- <NIF No.>. NIF番号が範囲外です。<NIF No.> NIF番号 Can't execute this command in standby BCU. コマンドは待機系BCU上では実行できません。 Not operational NIF <NIF No.>. <NIF No.>は実行可能ではありません。<NIF No.>NIF番号 No operational NIF. 実行可能なNIFはありません。 Can't execute. コマンドを実行できません。
[注意事項]
- 統計情報のカウンタを0クリアしてもSNMPで取得するMIB情報の値は0クリアされません。
- 以下の場合,統計情報のカウンタ値は0クリアされます。
注※ 以下の操作を行った場合が該当します。
- BCU,CP,PRU,NIFの再起動。
- BCU,CP,PRUのハードウェア障害。
- PRU,NIFの閉塞状態指示後,閉塞解除指示※。
- NIFの上位のPRUに対して,close pruコマンド(「close pru」参照)による閉塞状態指示したあとの,free pruコマンド(「free pru」参照)による閉塞解除指示。
- NIFの上位のPRUに対して,コンフィグレーションコマンドdisable(「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 disable(disable情報)」参照)による閉塞状態指示したあとの,コンフィグレーションコマンドdelete disable(「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 disable(disable情報)」参照)による閉塞解除指示。
- NIFに対して,close nifコマンド(「close nif」参照)による閉塞状態指示したあとの,free nifコマンド(「free nif」参照)による閉塞解除指示。
- NIFに対して,コンフィグレーションコマンドdisable(「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 disable(disable情報)」参照)による閉塞状態指示したあとの,コンフィグレーションコマンドdelete disable(「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 disable(disable情報)」参照)による閉塞解除指示。
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