運用コマンドレファレンス Vol.1

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rlogin

[機能]

指定されたリモート運用端末と仮想端末接続します。

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[入力形式]

rlogin <host> [-l <username>]

[パラメータ]

-l <username>
現在の本装置へのログインで使用しているユーザ名とは異なるユーザ名でリモート運用端末にログインする場合に,そのユーザ名を指定します。このオプションを使用しなかった場合には,リモート運用端末にログインする際のログインユーザ名は現在の本装置へのログインで使用しているユーザ名と同じになります。

<host>
接続したいリモート運用端末のIPアドレスを指定します。IPアドレスとしてIPv4またはIPv6アドレスが指定可能です。

[実行例]

  1. 192.168.0.1の端末へrloginを実行します。
    > rlogin 192.168.0.1[Enter]キー押下
  2. リモート運用端末とのコネクションが確立すると,パスワード入力を促すメッセージを表示します。
    Password: ********[Enter]キー押下
  3. コネクション確立しない場合はコマンド入力待ちになります。

[ユーザ通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

rloginコマンドで表示する応答メッセージを次の表に示します。

表5-2 rloginコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ 内容
<host>: Connection refused リモート端末への接続を拒否されました。
<host> リモートホストIPアドレス
connection closed. 接続は切断しました。
<host>: Operation timed out. 入力待ち時間切れによってリモート端末との接続は切断されました。
<host> リモートホストIPアドレス
<host>: No route to host リモート端末へのルーティングがありません。
<host> リモートホストIPアドレス
<host>: Unknown host 不明なホスト名が入力されました。
<host>リモートホストIPアドレス
Temporary failure in name resolution 不明なホスト名が入力されました。

[注意事項]

コマンドを中断する場合は[Ctrl+D]を入力します。

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