運用ガイド
本装置が取得した経路情報の表示に,OSPFの経路情報が存在しない場合は,BFDプロトコルの状態についても調査して原因の切り分けを行ってください。
表8-33 BFDの障害解析方法
項番 確認内容・コマンド 対応 1 BFDのプロトコル状態を確認します。
show bfd session ipv6Remote AddressにIPアドレスがない場合は項番2へ。 Remote AddressにIPアドレスがある場合は項番3へ。 2 経路情報を調べてください。 コンフィグレーションが正しくない場合はコンフィグレーションを修正してください。 コンフィグレーションが正しい場合は障害情報を収集してください。
dump protocols bfd all※3 BFDプロトコルの状態を確認してください。 セッション状態がInitまたはAdminDownの場合は状態遷移中のため,時間を置いて再度コマンドを投入してください。 セッション状態がUpの場合は,障害情報を収集してください。
dump protocols bfd all※セッション状態がDownの場合は項番4へ。 4 隣接ルータがBFDプロトコルをサポートしているか確認してください。 BFDプロトコルをサポートしている場合は,該当ルータで障害情報をを収集してください。
dump protocols bfd all※BFDプロトコルをサポートしていない場合は,隣接ルータを確認してください。
- 注※ 障害情報収集コマンドを実行すると,次に示すエリアにファイルが作成されます。
- 格納エリア:/primaryMC/usr/var/bfd
- ファイル名:bfd_traceとbfd_dump.gz
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