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8.3.3 コアファイルが作成されている

コアファイル格納ディレクトリ(/primaryMC/var/core)にコアファイルが作成されている場合は,次の作業を行ってください。

  1. ファイル作成時刻を確認します
    ”ls -l”を実行して,ファイルが作成された時刻を確認してください。

    図8-4 コアファイル作成時刻の確認

    > ls -l /primaryMC/var/core
    -rwxrwxrwx  1 root  wheel  1153219 Jun 21 16:35 rtm.core
    >
  2. ファイルが作成された要因を調査します
    show loggingコマンドを実行して,ファイルが作成された時刻のログの内容を「メッセージ・ログレファレンス 3. 装置関連の障害およびイベント情報」を参照しながら確認してください。

    図8-5 コアファイル作成時のログ確認

    > show logging
    (途中省略)
    EVT 06/21 16:36:27 R7 RM 05001001 1001:000000000000 rtm restarted.
    (以下省略)
    >
  3. 障害情報を採取します
    コアファイルが障害により作成されている場合は,show tech-supportコマンドを実行して障害情報を採取してください(詳細は「9.1 障害情報の取得」を参照してください)。
  4. ファイルを保存します
    障害解析などで必要な場合は,コアファイルを保存してください。なお,コアファイルをコンソールやリモート運用端末に保存する場合は「9.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。また,予備MCに保存する場合はcpコマンドを実行してください。
  5. ファイルを削除します
    障害解析の終了などでコアファイルが不要になった場合は,rmコマンドを実行して削除してください。

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