コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2

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disable(disable情報)

H/Wボードの閉塞を設定します。disableに定義されたPRUボードやNIFボードに対しては,ボード種別に依存したコンフィグレーションの実装チェックは行われません。

(例)NIFボードの種別にかかわらず,LINEコンフィグレーションが設定可能。

[入力モード]

グローバルコンフィグモード

[入力形式]

情報の設定
disable { pru <PRU No.> | nif <NIF No.> }

情報の削除
delete disable [{ pru <PRU No.> | nif <NIF No.> }]

情報の表示
show disable

[サブコマンド入力形式]

なし

[モード階層]

なし

[パラメータ]

{ pru <PRU No.> | nif <NIF No.> }
閉塞するPRUボードまたはNIFボードの番号を指定します。指定できるPRU番号の値の範囲は,「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1 パラメータに指定できる値」を参照してください。

[サブコマンド]

なし

[入力例]

  1. 情報の設定
    PRUボード1番をdisableに定義します。
     
    (config)# disable pru 1
    (config)# 
     
  2. 情報の削除
    PRUボード1番のdisable定義を削除します。
     
    (config)# delete disable pru 1
    Are you sure? (y/n): y
    (config)# 
     
  3. 情報の表示
    disableの設定内容を表示します。
     
    (config)# show disable
    disable pru 1
    (config)# 
     

[関連コマンド]

なし

[注意事項]

  1. disableで定義されたH/Wスロットは,閉塞され上位の再起動を行っても起動されません。また,freeコマンド(「運用コマンドレファレンス Vol.1 free pru」「運用コマンドレファレンス Vol.1 free nif」を参照)で起動できませんので,disableの定義を削除してください。
  2. 該当H/Wがdisableで定義されているかどうかは,「運用コマンドレファレンス Vol.1 show system」,MIB ax7800rPruOperStatusで確認できます。
  3. IPルーティングプロトコル情報,IPマルチキャストルーティングプロトコル情報,MPLS情報の変更を行い,applyコマンドを実行していない場合,本コマンドを入力するとコマンドの実行前にapplyコマンドを自動で実行し,変更したIPルーティングプロトコル情報,IPマルチキャストルーティングプロトコル情報,MPLS情報が運用に反映されます。

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