コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
[入力モード]
pim sparseモード
[入力形式]
- BSR候補情報の設定・変更(PIM-SMだけ)
- candidate-bsr [{ yes | no }]
- >>移行モード:pim sparse candidate-bsr
- BSR候補情報の削除(PIM-SMだけ)
- delete candidate-bsr
[サブコマンド入力形式]
- BSR候補情報の設定・変更(PIM-SMだけ)
- priority <Pri>
- BSR候補のランデブーポイント情報の設定・変更(PIM-SMだけ)
- rp-address <RP Address>
- BSR候補情報の削除(PIM-SMだけ)
- delete priority
- BSR候補のランデブーポイント情報の削除(PIM-SMだけ)
- delete rp-address <RP Address>
[モード階層]
pim ├─ pim dense │ └─ pim dense interface └─ pim sparse ├─ pim sparse interface ├─ pim sparse candidate-rp ├─ pim sparse candidate-bsr ├─ pim sparse static-rp │ └─ pim sparse static-rp rp-address └─ pim sparse ssm
[パラメータ]
- { yes | no }
- 本装置をBSR候補として設定します。BSR候補を設定する時は,必ず装置アドレスを設定してください。BSRのアドレスは装置アドレスになります。
- 本パラメータ省略時の初期値
yes
- 値の設定範囲
yesまたはnoです。
[サブコマンド]
- priority <Pri>
- BSRを決定するための優先度を指定します。優先度の値が最も大きいルータがBSRとなります。
- 本サブコマンド省略時の初期値
初期値は0です。
- 値の設定範囲
<Pri>に0〜255(10進数)を指定します。
- rp-address <RP Address>【OP-MBSE】
- 本装置がBSR時に登録可能なランデブーポイント候補のアドレスを指定します。
- 本サブコマンド省略時の初期値
本装置がBSR時にすべてのランデブーポイント候補が参加可能となります。
- 値の設定範囲
<RP Address>は以下の4形式のどれかで指定できます。
<RP Address>:= { <IP Address> | <IP Address> mask <Mask> | <IP Address> masklen <Len> | <IP Address> / <Len> }
- <IP Address> :
- IPアドレスで示されるランデブーポイントアドレス。
- <IP Address> mask <Mask> :
- IPアドレス<IP Address>とマスク<Mask>で示されるランデブーポイントアドレス。
- <IP Address>,<Mask>はドット記法で指定します。また,<IP Address>の<Mask>範囲外のビットは0としてください。
- <IP Address> masklen <Len> :
- IPアドレス<IP Address>およびマスク長<Len>で示されるランデブーポイントアドレス。
- <IP Address>はドット記法で,<Len>はマスク長(0〜32:10進数)で指定します。
- <IP Address> / <Len> :
- IPアドレス<IP Address>およびマスク長<Len>で示されるランデブーポイントアドレス。
- <IP Address>はドット記法で,<Len>はマスク長(0〜32:10進数)で指定します。
[入力例]
「pim」の[入力例]を参照してください。
[注意事項]
- system config_update autoが定義されていない時に本コマンドを使用しコンフィグレーションの変更を行った場合は,applyコマンドを投入してください。
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