コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
[入力モード]
aggregateモード
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- proto bgp4+ [{ as <As> | aspath <Aspath> origin <Origin>}] [{ restrict | preference <Preference2> }]
- >>移行モード:aggregate proto bgp4+
- 情報の挿入
- insert <aggregated-source> proto bgp4+ [{ as <As> | aspath <Aspath> origin <Origin>}] [{ restrict | preference <Preference2> }]
- 情報の削除
- delete <aggregated-source>
[サブコマンド入力形式]
- ルートフィルタの設定・変更
- <Route_Filter> [{ restrict | preference <Preference3> }]
< Route_Filter > all ip6-default <IPv6 Prefix> prefixlen <Prefixlen> [{ exact | refines | between <No. 1> <No. 2> }] <IPv6 Prefix> / <Prefixlen> [{ exact | refines | between <No. 1> <No. 2> }]
- ルートフィルタの削除
- delete all
- delete ip6-default
- delete <IPv6 Prefix> prefixlen <Prefixlen>
- delete <IPv6 Prefix> / <Prefixlen>
[モード階層]
aggregate ├─ aggregate proto all ├─ aggregate proto direct ├─ aggregate proto static ├─ aggregate proto rip ├─ aggregate proto ospf ├─ aggregate proto ospfase ├─ aggregate proto bgp ├─ aggregate proto ripng ├─ aggregate proto ospf6 ├─ aggregate proto ospf6ase ├─ aggregate proto bgp4+ ├─ aggregate proto isis └─ aggregate proto aggregate
[パラメータ]
- as <As>
- 集約元経路情報の学習元AS番号を指定します。restrictパラメータを指定していない場合,本AS番号のASから学習した経路情報が集約元経路の対象となります。restrictパラメータを指定している場合,本AS番号のASから学習した経路情報は集約元経路の対象外となります。
- 本パラメータ省略時の初期値
すべてのASから学習した経路情報がフィルタリング対象となります。
- 値の設定範囲
<As>に1〜4294967295(10進数)を指定します。
- aspath <Aspath>
- 集約元経路情報のASPATH属性を指定します。restrictパラメータを指定していない場合,本ASPATH属性を持つ経路情報が集約元経路の対象となります。restrictパラメータを指定している場合,本ASPATH属性を持つ経路情報は集約元経路の対象外となります。
- 本パラメータ省略時の初期値
すべてのASPATH属性がフィルタリング対象となります。
- 値の設定範囲
Aspathは次の形式で指定します。
<Aspath> := { "<Aspath_Term>..." | '^$'} <Aspath_Term> := <Aspath_Symbol>[{ {m,n} | {m} | {m,} | * | + | ? }] <Aspath_Symbol> := { <As> | . }- ^$:空のASパスを意味します。
- {m,n}:Aspath_Symbolをm回からn回,繰り返すことを意味します。
- m,nの設定範囲は0〜255です。
- {m}:Aspath_Symbolをm回,繰り返すことを意味します。
- mの設定範囲は0〜255です。
- {m,}:Aspath_Symbolをm回以上,繰り返すことを意味します。
- mの設定範囲は0〜255です。
- *:Aspath_Symbolを0回以上,繰り返すことを意味します。
- +:Aspath_Symbolを1回以上,繰り返すことを意味します。
- ?:Aspath_Symbolを0回または1回,繰り返すことを意味します。
- ([Ctrl]+[V]を入力後[?]を入力してください)
- <As>:指定したAS番号を意味します。設定範囲は1〜4294967295(10進数)です。
- .:任意のAS番号を意味します。
- origin <Origin>(aspathパラメータ付加情報)
- 集約元経路情報のORIGIN属性を指定します。restrictパラメータを指定していない場合,本ORIGIN属性を持つ経路情報が集約元経路の対象となります。restrictパラメータを指定している場合,本ORIGIN属性を持つ経路情報は集約元経路の対象外となります。
- 本パラメータ省略時の初期値
なし(aspathパラメータに付加して指定します)
- 値の設定範囲
anyまたはigp,egp,incompleteを「|」で連結して指定します。また,文字列を「“」で囲んで指定します。設定例を次に示します。
- origin “igp | egp”
- restrict
- as,aspath,originパラメータで示されたBGP4+経路を集約元経路の対象としないことを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
集約元経路の対象とします。
- 値の設定範囲
なし
- preference <Preference2>
- 集約経路のプレファレンス値を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
初期値はPreference1で指定された値です。
- 値の設定範囲
<Preference2>に2〜255(10進数)を指定します。2は最高の優先度,255は最低の優先度を示します。
- <aggregated-source>
- 各集約元プロトコルで共通のパラメータです。集約元情報の挿入または削除の入力形式で,操作対象の集約元情報を設定済みのテキストイメージによって指定します。
[サブコマンド]
- <Route_Filter> [{ restrict | preference <Preference3> }]
- 各集約元プロトコルで共通のサブコマンドです。集約元の対象/非対象とする経路情報の宛先アドレスを指定します。
[入力例]
「aggregate」の[入力例]を参照してください。
[注意事項]
- system config_update autoが定義されていない時に本コマンドを使用しコンフィグレーションの変更を行った場合は,applyコマンドを投入してください。
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