コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1

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proto default(export protoモード,v6,学習元プロトコル情報)

[入力モード]

export proto ripngモード

export proto ospf6aseモード

export proto bgp4+モード

export proto isisモード

[入力形式]

情報の設定・変更
proto default [{metric <Metric2> | set-attribute <Id>}]
 >>移行モード:export proto <Proto> proto default
         <Proto>:ripng/ospf6ase/bgp4+/isis
proto default restrict

情報の挿入
insert <source-protocol> proto default [{metric <Metric2> | set-attribute <Id>}]
insert <source-protocol> proto default restrict

情報の削除
delete <source-protocol>

注1 set-attributeは配布先プロトコルがbgp4+時だけ指定可能です。

注2 metricは配布先プロトコルがripng,ospf6ase,isis時だけ指定可能です。

[サブコマンド入力形式]

情報の設定・変更
<Route_Filter> [{ restrict | metric <Metric3> }]
< Route_Filter >
all
ip6-default
<IPv6 Prefix> prefixlen <Prefixlen> [{ exact | refines | between <No. 1> <No. 2> }]
<IPv6 Prefix> / <Prefixlen> [{ exact | refines | between <No. 1> <No. 2> }]

情報の削除
delete all
delete ip6-default
delete <IPv6 Prefix> prefixlen <Prefixlen>
delete <IPv6 Prefix> / <Prefixlen>

[モード階層]

export proto ripng
   └─ export proto ripng proto default
export proto ospf6ase
   └─ export proto ospf6ase proto default
export proto bgp4+
   └─ export proto bgp4+ proto default
export proto isis
   └─ export proto isis proto default

[パラメータ]

restrict
経路情報を学習元の対象としないことを指定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    学習元の対象とします。
  2. 値の設定範囲
    なし

metric <Metric2>
配布する経路情報のメトリック値,またはメトリック値に加算する値を指定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    初期値は配布先プロトコル情報の<Metric>で指定された値です。
  2. 値の設定範囲
    配布先プロトコルがRIPngの場合,<Metric2>に1〜16(10進数),または+1〜+15(10進数)を指定します。
    配布先プロトコルがOSPF6ASEの場合,<Metric2>に0〜16777215(10進数),または+1〜+16777215(10進数)を指定します。
    配布先プロトコルがIS-ISの場合,<Metric2>に1〜4261412864(10進数),または+1〜+4261412864(10進数)を指定します。
    なお,+指定によって経路情報のメトリック値が最大値(RIPngでは16,OSPF6ASEでは16777215,IS-ISでは4261412864)を超える場合,経路情報の配布は行いません。

set-attribute <Id>【OP-BGP】
配布する経路情報のBGP属性を変更するためのアトリビュート変更情報識別子を指定します。配布先プロトコル情報と学習元プロトコル情報の両方でset-attributeパラメータが指定された場合,両指定の変更情報が共に有効となります。なお,両指定で同一の属性を指定した場合は,本パラメータの設定が優先します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    BGP属性の変更を行いません。
  2. 値の設定範囲
    <Id>に1〜65535(10進数),または32文字以内の文字列を指定します。

<source-protocol>
各プロトコルで共通のパラメータです。学習元プロトコル情報の挿入・削除の入力形式で,操作対象の学習元プロトコル情報を設定済みのテキストイメージによって指定します。

[サブコマンド]

<Route_Filter> [{ restrict | metric <Metric3> }]
各プロトコルで共通のサブコマンドです。学習元の対象/非対象とする経路情報の宛先アドレスを指定します。

[入力例]

「export」の[入力例]を参照してください。

[注意事項]

  1. system config_update autoが定義されていない時に本コマンドを使用しコンフィグレーションの変更を行った場合は,applyコマンドを投入してください。
  2. system config_update autoが定義されている時に,本コマンドを使用しコンフィグレーションの変更を行い,BGP4+ネットワークの運用に反映する場合は,update bgp-filterコマンドを投入してください。

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