コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
本装置のMACアドレスを設定します。
[入力モード]
グローバルコンフィグモード
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- local-mac-address <MAC Address>
- 情報の表示
- show local-mac-address
- 情報の削除
- delete local-mac-address
[サブコマンド入力形式]
なし
[モード階層]
なし
[パラメータ]
- <MAC Address>
- 本装置を識別するMACアドレス(キャノニカル・フォーマット)を設定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
運用系BCUパッケージ上のRMイーサネットのMACアドレスが装置MACとなります。
- 値の設定範囲
00:00:00:00:00:00〜FF:FF:FF:FF:FF:FF
ただし,マルチキャストMACアドレス(先頭バイトの最下位ビットが1のアドレス)は設定できません。
[サブコマンド]
なし
[入力例]
- 装置MACアドレスの設定例と表示例です。
(config)# local-mac-address 00:11:22:33:44:55 (config)# show local-mac-address local-mac-address 00:11:22:33:44:55 (config)#- 装置MACアドレスの設定を削除します。
(config)# delete local-mac-address (config)#
[関連コマンド]
なし
[注意事項]
- 本コマンドで定義するMAC アドレスは,装置MACアドレスで動作するリンクアグリゲーションでレイヤ3中継(自発・自宛を含む)を行う場合に使用します。本コマンドを用いて運用中に装置MACアドレスを変更した場合,隣接するレイヤ3装置(ルータ,レイヤ3スイッチ,端末)がARPプロトコルで学習したMACアドレスと,本装置の装置MACアドレスが不一致となり,一時的に通信ができなくなる場合があります。
Copyright (c)2005, 2011, ALAXALA Networks Corporation. All rights reserved.