コンフィグレーションガイド

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4.4 運用時の注意事項

メモリ上のランニングコンフィグレーションを変更した場合,変更した内容は即座に運用に反映されます。

二重化運用を二重化固定モードで行っている場合は運用系と待機系のコンフィグレーションが異なっているため,コンフィグレーションを変更すると系切替が抑止されて二重化運用ができなくなります。【AX7800R】

二重化固定モードについては「運用コマンドレファレンス Vol.2 set mode」のduplexパラメータを参照してください。このときには,saveコマンドを使ってランニングコンフィグレーションをMCに格納することによって待機系の運用にも反映され,二重化運用が再開できます。待機系ではコンフィグレーションを反映させるために,自動的に待機系CPの再起動が実施されます。待機系CP再起動中の系切替は抑止されます。待機系CPの再起動が完了すると待機系ログに「R8 CP 01500014 CP initialized.」が採取され,系切替が可能な状態となります。メモリ上のランニングコンフィグレーションを待機系の運用に反映する例を次の図に示します。

図4-9 待機系の運用への反映例

[図データ]

実装状態動作モードで二重化運用を行っている場合は,運用系と待機系のコンフィグレーションが異なっているときであっても系切替は実施されます。実装状態動作モードについては,「運用コマンドレファレンス Vol.2 set mode」のauto_duplexパラメータを参照してください。

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