解説書 Vol.2

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1.11.1 優先度設定時の注意点

  1. 双方向通信を行うときに,シェーパのスケジューリングとして完全優先を選択した場合は,両方向のフローに対して優先度の設定をする必要があります。
  2. 出力優先度およびキューイング優先度は,本装置から出力されるパケットだけが有効です。このため,入力側で検索条件に一致したパケットに出力優先度およびキューイング優先度の書き換えを指定した場合でも,本装置宛のプロトコル制御パケットでは,出力優先度およびキューイング優先度は書き換わりません。したがって,本装置宛のプロトコル制御パケットの本装置における処理優先度は変わりません。
  3. リンクアグリゲーション,リンクアグリゲーション内のTag-VLAN連携回線のインタフェース名に対して,優先度機能を使用する場合は,フロー検出したフローの出力先のすべてのポートを同じスケジューリングにしてください。

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