運用コマンドレファレンス Vol.1
マネージメントポートの回線テストを開始します。
回線テストをするには,当該回線をコンフィグレーションで設定しておく必要があります。
[入力形式]
test interfaces mgmt 0 internal [pattern <TestPatternNo>]
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- internal
- モジュール内部ループバックテストを指定します。
- pattern <TestPatternNo>
- テストのパターン番号を指定します。指定値の範囲は0〜4です。
- 0:テストパターン1〜4を順に繰り返す
- 1:all 0xff
- 2:all 0x00
- 3:"** THE QUICK BROWN FOX JUMPS OVER THE LAZY DOG.0123456789 **"パターン繰り返し
- 4:データ化け検出パターン
- 本パラメータ省略時の動作
- テストパターン番号は3です。
[実行例][表示説明]
なし
[通信への影響]
マネージメントポートを使用した通信ができなくなります。
[応答メッセージ]
表5-3 test interfaces mgmt 0コマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 Can't accept command (system is busy). (システムビジーのため)コマンドは受け付けられません。しばらくしてからコマンドを再実行してください。 Can't execute this command in standby system. 本コマンドは待機系システムでは実行できません。 Can't execute. コマンドを実行できません。再実行してください。 Illegal test pattern -- <TestpatternNo>. テストパターン番号が範囲外です。
<TestpatternNo> テストパターン番号Management port is disabled. マネージメントポートはinactive状態です。 No configuration Management Port. コンフィグレーションにマネージメントポートが設定されていません。 Not operational interface management port. マネージメントポートは実行可能状態ではありません。 Not start condition. テストを開始できる状態ではありません。 Test already executing. 回線テスト中です。
[注意事項]
- 回線テストスタート時,当該回線が運用中であれば運用をいったん停止後,回線テストを実施し,回線テストストップ後,自動的に運用を再開します。つまり回線テスト実行中は,当該回線は運用不可となるので注意してください。
- 回線テストスタート後は,回線テストストップが発行されるまで回線テストを繰り返し実行します。また,マネージメントポート回線テスト実行中に系切替が発生した場合,回線テストは終了します。その際,回線テスト実行結果は表示しません。
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