コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3
マルチキャストエントリに存在しないマルチキャストパケットを受信した要因による受信パケット数の上限を指定します。
上限値を超えた場合,受信したマルチキャストパケットを廃棄します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- ip pim rate-limit cache-misshit {<num> | unlimit}
- 情報の削除
- no ip pim rate-limit cache-misshit
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- {<num> | unlimit}
- 装置当たり1秒間に発生する上限値を指定します。
- 制限をしない場合は,unlimitを指定してください。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
10〜3000,またはunlimit
[コマンド省略時の動作]
マルチキャストエントリに存在しないマルチキャストパケットを受信したときに発生する数の上限は,1000となります。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに反映されます。
[注意事項]
- 本コマンドで指定した値は,受信パケット数の上限値を設定するものであり,指定値まで動作保証するものではありません。
- 本コマンドで設定値が性能限界を上回る指定,および制限しない指定の場合,転送レートは性能限界までとなります。
[関連コマンド]
ip multicast-routing
ip pim sparse-mode
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