コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
仮想ルータのADVERTISEMENTパケット送信間隔を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- vrrp <vrid> timers advertise <seconds>
- vrrp <vrid> timers advertise msec <milli seconds>
- 情報の削除
- no vrrp <vrid> timers advertise
[入力モード]
(config-if)
[パラメータ]
- <vrid>
- 仮想ルータのIDを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
1〜255
- <seconds>
- ADVERTISEMENTパケットの送信間隔(秒)を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
1〜255
- msec <milli seconds>
- ADVERTISEMENTパケットの送信間隔(ミリ秒)を10ミリ秒刻みで指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
250〜40950の範囲で10の倍数
[コマンド省略時の動作]
ADVERTISEMENTパケットの送信間隔を1秒とします。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- vrrp ietf-ipv6-spec-07-modeコマンド,vrrp ietf-unified-spec-02-modeコマンド設定時にmsecパラメータを指定していない場合は,40より大きな値を指定しても無効となり,デフォルトの1秒で動作します。
- msecパラメータは,vrrp ietf-ipv6-spec-07-modeコマンドまたはvrrp ietf-unified-spec-02-modeコマンドが設定されている場合,有効になります。
msecパラメータが設定され,vrrp ietf-ipv6-spec-07-modeコマンドかつvrrp ietf-unified-spec-02-modeコマンドが設定されていない場合,デフォルトの1秒で動作します。
- vrrp followコマンドを設定している場合,本設定は無効です。
- チャネルグループ上のVLANで仮想ルータが動作している場合,msecパラメータに小さい値を指定すると,チャネルグループに属するポートの回線障害に伴って,一時的に複数のマスタルータが存在することがあります。チャネルグループのポート切り替えが完了すると自動的にマスタルータは一つになります。
[関連コマンド]
なし
All Rights Reserved, Copyright(C), 2006, 2018, ALAXALA Networks, Corp.