コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
NIF冗長グループを指定し,グループに所属するNIFおよびグループ内での該当NIFの優先度を設定します。NIF冗長グループ内の運用中のNIF数がredundancy nif-group max-standby-nifに設定されている値を超える場合,同一グループ内で優先度の低いNIFがredundancy nif-group max-standby-nifで指定された枚数だけ,待機状態になります。
[入力形式]
- 情報の設定
- redundancy nif-group <nif group no.> nif <nif no.> priority <priority>
- 情報の削除
- no redundancy nif-group <nif group no.> nif <nif no.>
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- <nif group no.>
- NIF冗長グループ番号を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
1〜4
- nif <nif no.>
- グループに所属するNIF番号を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
「パラメータに指定できる値」の<nif no.>の範囲を参照してください。
- priority <priority>
- グループ内でのNIFの優先度を指定します。値が小さいほど優先度が高くなります。
- 本設定値は,NIF冗長制御機能によって待機状態とするNIFの選択に利用されます。待機状態となるNIFの選択方法は次のとおりです。
- 本コマンドの設定による優先度の低いNIF
- 優先度が同じ場合はNIF番号の大きいNIF
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
1〜8
[コマンド省略時の動作]
NIF冗長グループを設定しません。
[通信への影響]
NIF冗長制御機能によって,運用状態のNIFが待機状態となった場合,待機状態となったNIFを使用した通信が停止します。
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 一つのNIFは一つのNIF冗長グループにだけ所属できます。
- 一つのNIF冗長グループにはNIFは2枚まで所属できます。
- リンクアグリゲーションを設定する場合には,スタティックモードを設定してください。
[関連コマンド]
redundancy nif-group max-standby-nif
schedule-power-control nif-group max-standby-nif
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