コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
待機系のBSUモードの設定を行います。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- redundancy standby-bsu {hot | cold | cold2}
- 情報の削除
- no redundancy standby-bsu
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- {hot | cold | cold2}
- hot
- 待機系BSUの電力供給をONにし,障害発生時に系切替を瞬時に行います。
- cold
- 待機系BSUの電力供給を部分的にOFFにすることで,待機系BSUの消費電力を抑えられます。運用系BSUの障害発生時に自動的に起動し,系切替を行います。なお,系切替時に待機系BSUを起動するため,系切替に時間が必要です。
- cold2
- 待機系BSUの電力供給を完全にOFFにすることで,待機系BSUの消費電力をほぼ0(ゼロ)に抑えられます。運用系BSUの障害発生時に自動的に起動し,系切替を行います。なお,系切替時に待機系BSUを起動するため,系切替に時間が必要です。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
hot,cold,cold2
[コマンド省略時の動作]
待機系の電力供給をONにして,障害発生時に系切替を瞬時に行います。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 本コマンドのcoldパラメータは,schedule-power-control mode,schedule-power-control max-bsu,schedule-power-control standby-bsu,schedule-power-control time-rangeおよびadaptive-power-control enableコマンドが設定されていないときに設定できます。
- スケジューリングによる省電力機能の動作中はschedule-power-control standby-bsuコマンドの設定に従い動作します。
- トラフィック量による省電力機能の動作中はadaptive-power-control standby-bsuコマンドの設定に従い動作します。
[関連コマンド]
なし
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