コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
Web認証で固定VLANモードによる運用を行う場合,認証済み端末の接続状態を周期的にチェックする監視用パケットの応答で,無応答検出時に再送する送信間隔の設定を行います。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- web-authentication logout polling retry-interval <seconds>
- 情報の削除
- no web-authentication logout polling retry-interval
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- <seconds>
- 監視用パケットの再送送出間隔を設定します。
- 設定は装置単位となります。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
1〜10(秒)
[コマンド省略時の動作]
監視用パケットの再送は1秒間隔となります。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,次の送出間隔から運用に反映されます。
[注意事項]
- 本コマンドは,固定VLANモード設定時に有効です。
- ログアウト監視機能による周期監視より先に,対象ポートのリングダウンを検出した場合は,周期監視は停止されログアウトが実施されます。
- 認証最大時間の設定時間に達したら,該当端末の監視は停止されます。
- 再送送信間隔の時間を最小に設定した場合,認証済みユーザ数に比例して監視用パケットの送出が多くなるため,装置に負荷をかけることになります。
ポーリング間隔の目安として,次に示す条件で設定願います。
- <ポーリング条件>
- (1)ポーリング間隔 > (2)再送間隔 × (3)再送回数
- 無応答検出時の再送処理が,全体のポーリング間隔時間を超えない値で設定してください(1回のポーリング間隔内で再送処理を完結させるためです)。
- (1):web-authentication logout polling interval
- (2):web-authentication logout polling retry-interval
- (3):web-authentication logout polling count
- 認証端末数が約2000台を超える場合,監視用パケットの送出間隔に300秒より小さい値を設定しないでください。
- 認証端末数が約2000台以下の場合で,監視用パケットの送出間隔に300秒より小さい値を設定する場合は,再送間隔と再送回数はデフォルト値を使用してください。
[関連コマンド]
web-authentication system-auth-control
web-authentication max-timer
web-authentication static-vlan max-user
web-authentication port
web-authentication logout polling enable
web-authentication logout polling interval
web-authentication logout polling count
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