コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
uRPF機能を使用する場合に設定します。
[入力形式]
- 情報の設定
- ip urpf [allow-default]
- 情報の削除
- no ip urpf
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- allow-default
- デフォルト経路をuRPFのチェック対象とします。
- 全インタフェースでのStrictモードおよびLooseモードの両方で有効となります。
- 本パラメータ省略時の初期値
デフォルト経路をuRPFのチェック対象としません。
- 値の設定範囲
なし
[コマンド省略時の動作]
uRPF機能を使用できません。uRPF機能を使用する場合には,ip urpfを設定してください。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 本設定はIPv6でも有効となります。
- maximum-pathsコマンドでマルチパス数に9以上を設定している場合は,本コマンドを設定できません。本コマンドを設定する前に,マルチパス数を8以下に変更してください。
マルチパス数を9以上から8以下に変更した場合,経路情報をハードウェアに反映させるまでにある程度の時間が必要となり,この間はuRPFが誤動作するおそれがあります。そのため,マルチパス数を9以上から8以下に変更した場合は,装置再起動を実施してから本コマンドを設定することを推奨します。
[関連コマンド]
ip verify unicast source reachable-via
ipv6 verify unicast source reachable-via
ip route static maximum-paths
maximum-paths(OSPF)
maximum-paths(BGP4)
ipv6 route static maximum-paths
maximum-paths(OSPFv3)
maximum-paths(BGP4+)
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