コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
ポリシーベーススイッチングの送信先インタフェース情報のうち,NIF番号/ポート番号を設定します。
送信先インタフェース情報の選択の優先順は,ポリシーベーススイッチングリスト情報に設定した適用順序の昇順になります。
一つのポリシーベーススイッチングリスト情報に設定できる送信先インタフェース情報はNIF番号/ポート番号およびチャネルグループ番号の合計で最大8個です。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- [<sequence>] policy-interface {gigabitethernet | tengigabitethernet} <nif no.>/<port no.> [track-object <track object id>]
- 情報の削除
- no <sequence>
[入力モード]
(config-pol-sw)
[パラメータ]
- <sequence>
- ポリシーベーススイッチングの送信先インタフェース情報の適用順序を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
ポリシーベーススイッチングに送信先インタフェース情報がない場合,初期値は10です。
送信先インタフェース情報を設定している場合,設定してある適用順序の最大値+10です。
ただし,適用順序の最大値が4294967284より大きい値の場合は省略できません。
- 値の設定範囲
1〜4294967294(10進数)を指定します。
- {gigabitethernet | tengigabitethernet} <nif no.>/<port no.>
- 送信先インタフェースのNIF番号およびポート番号を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません。
- 値の設定範囲
NIF番号およびポート番号については,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
- track-object <track object id>
- 経路情報の通信監視をするトラックIDを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
トラックによる経路情報の通信監視をしません。
- 値の設定範囲
トラックIDを1〜1024(10進数)で指定します。
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
すでにポリシーベーススイッチングリスト情報をアクセスリストに設定している状態で,選択されているポリシーベーススイッチングリスト情報の送信先インタフェース情報を変更した場合,対象のパケットが一時的に廃棄されることがあります。
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 送信先インタフェースのNIF番号/ポート番号には,policy-vlanコマンドで設定したVLAN IDに属するNIF番号およびポート番号を指定してください。
[関連コマンド]
interface vlan
permit(advance access-list)
permit(mac access-list extended)
permit(ip access-list extended)
permit(ipv6 access-list)
policy-switch-list
policy-vlan
policy-channel-group
policy-switch-list resequence
track-object
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