コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
マスタノード自身および共有リンク非監視リングの最終端共有ノードが送信したヘルスチェックフレームを,マスタノードが受信しないで障害発生と判断するまでの保護時間を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- health-check holdtime <milli seconds>
- 情報の削除
- no health-check holdtime
[入力モード]
(config-axrp)
[パラメータ]
- <milli seconds>
- ヘルスチェックフレーム受信までの保護時間をミリ秒単位で指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
32〜12288
ただし,上記コマンド入力値は,実機反映時に次の表に従った値に集約されます。
表18-1 保護時間設定値一覧
項番 コマンド入力した保護時間 実際に動作する保護時間 1 32 32 2 33〜48 48 3 49〜64 64 4 65〜96 96 5 97〜128 128 6 129〜192 192 7 193〜256 256 8 257〜384 384 9 385〜512 512 10 513〜768 768 11 769〜1024 1024 12 1025〜1536 1536 13 1537〜2048 2048 14 2049〜3072 3072 15 3073〜4096 4096 16 4097〜6144 6144 17 6145〜8192 8192 18 8193〜12288 12288
[コマンド省略時の動作]
ヘルスチェックフレームの受信待ち保護時間は256ミリ秒となります。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 本コマンドでは,health-check intervalコマンドの設定値よりも大きい値を設定してください。health-check intervalコマンドの設定値以下の値を本コマンドで設定した場合,ヘルスチェックタイムアウトを検出します。
- 保護時間を経過した場合,マスタノードは障害発生と判断し,障害処理を行い復旧監視状態へ移行します。
[関連コマンド]
なし
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