コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
装置へのtelnetリモートアクセスを許可します。また,装置に同時にリモートログインできるユーザ数を制限するためにも使用します。
本設定を行うと,すべてのリモート運用端末からのtelnetプロトコルでのリモートアクセスを受け付けるようになります。アクセスを制限する場合は,「コンフィグレーションガイド Vol.1 8.1.7 リモート運用端末からのログインを許可するIPアドレスの設定」を参照し,ip access-group,ipv6 access-classや,transport input設定をしてください。
[入力形式]
- 情報の設定
- line vty 0 <number>
- 情報の削除
- no line vty
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- <number>
- ログインできるユーザ数を設定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
0〜15(ログインできるユーザ数を1〜16に設定できます)
[コマンド省略時の動作]
telnetプロトコルでのリモートアクセスを受け付けません。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 本設定を行うと,すべてのリモート運用端末からのtelnetプロトコルでのリモートアクセスを受け付けるようになります。アクセスを制限する場合は,「コンフィグレーションガイド Vol.1 8.1.7 リモート運用端末からのログインを許可するIPアドレスの設定」を参照し,ip access-group,ipv6 access-classや,transport input設定をしてください。
- 同時にログインできるユーザ数を変更しても,すでにログインしているユーザのセッションは切れません。本設定以降にリモートログインするユーザに対して有効となります。
[関連コマンド]
transport input
ip access-group
ipv6 access-class
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