コンフィグレーションガイド Vol.3

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11.6.1 コンフィグレーションコマンド一覧

本装置のOSPF隣接ルータでOSPFリスタート機能を使用する場合,本装置にOSPFヘルパー機能を設定してください。

リスタート機能を使用する場合,OSPFのリスタート時間(graceful-restart restart-timeコマンドの設定値)を,系切替所要時間+LSA学習時間を超えるように設定してください。

グレースフル・リスタートのコンフィグレーションコマンド一覧を次の表に示します。

表11-6 コンフィグレーションコマンド一覧

コマンド名 説明
graceful-restart mode ヘルパー機能またはリスタート機能を設定します。
graceful-restart restart-time リスタート時間(ヘルパーとの再接続の許容時間)を設定します。
graceful-restart strict-lsa-checking ヘルパールータで,リスタートルータとの間でLSAデータベースが同期していない状況になった場合,グレースフル・リスタートを止めます。
max-metric router-lsa リスタートルータとしての経路学習に失敗した後,スタブルータとして動作します。
routing options graceful-restart time-limit 経路を保留する時間の上限値を指定します。

注※
コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3 8. ルーティングオプション(IPv4)」を参照してください。

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