ハードウェア取扱説明書

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3.2.2 光ファイバケーブル(1000BASE-X)

1000BASE-SX,1000BASE-SX2,1000BASE-LX,1000BASE-LH,1000BASE-LHB,1000BASE-BXに使用する光ファイバケーブルについては,以下を参照してください。

表3-4 1000BASE-SX物理仕様
項目
物理仕様
ケーブル種
マルチモード
コア/クラッド径
50 / 125µm
62.5 / 125µm
伝送帯域
400MHz・km
500MHz・km
160MHz・km
200MHz・km
発光中心波長
0.770〜0.860µm
光送信電力(平均値)
-9.5〜0dBm
光受信電力(平均値)
-17.0〜0dBm
光伝送損失(最大値)
7.5dB
伝送距離
2〜500m
2〜550m
2〜220m
2〜275m
表3-5 1000BASE-SX2物理仕様
項目
物理仕様
ケーブル種
マルチモード
コア/クラッド径
50 / 125µm
62.5 / 125µm
伝送帯域
500MHz・km
500MHz・km
発光中心波長
1.270〜1.355µm
光送信電力(平均値)
-9.0〜-3.0dBm
光受信電力(平均値)
-19.0〜-3.0dBm
光伝送損失(最大値)
10.0dB
伝送距離
2m〜2km
2m〜1km*1

*1 モード・コンディショニング・パッチコードを使用して伝送距離を拡張することができます。

ただし,伝送できる距離は最大2kmで,この値は伝送損失によります。2kmまで伝送するには,目安として伝送損失を10dB以下に抑える必要があります。

表3-6 1000BASE-LX物理仕様
項目
物理仕様
ケーブル種
マルチモード*1
シングルモード
コア/クラッド径
50 / 125µm
62.5 / 125µm
10 / 125µm
伝送帯域
400MHz・km
500MHz・km
500MHz・km
-
発光中心波長
1.270〜1.355µm
光送信電力(平均値)
-11.5〜-3.0dBm
-11.0〜-3.0dBm
光受信電力(平均値)
-19.0〜-3.0dBm
光伝送損失(最大値)
7.5dB
8.0dB
伝送距離
2〜550m
2m〜5km

*1 1000BASE-LXでマルチモード光ファイバを使用する場合,光ファイバによってはBER(ビット・エラー・レート)が上昇することがあります。このような場合には,モード・コンディショニング・パッチコードを使用することで,問題なく通信することができます。

表3-7 1000BASE-LH物理仕様
項目
物理仕様
ケーブル種
シングルモード
シングルモード(DSF)
コア/クラッド径
10 / 125µm
8 / 125µm
発光中心波長
1.540〜1.570µm
光送信電力(平均値)
0〜+5.0dBm
光受信電力(平均値)
-22.0〜0dBm
光伝送損失(最大値)
22.0dB*1
伝送距離
2m〜70km

*1 光伝送損失が5.0dB以下の場合は,光アッテネータを使用して損失を調整してください。

表3-8 1000BASE-LHB物理仕様
項目
物理仕様
ケーブル種
シングルモード
シングルモード(DSF)
コア/クラッド径
10 / 125µm
8 / 125µm
発光中心波長
1.480〜1.580µm
光送信電力(平均値)
+2.0〜+7.0dBm
光受信電力(平均値)
-34.0〜-9.0dBm
光伝送損失(最大値)
36.0dB*1
伝送距離
2m〜100km*2
2m〜100km

*1 光伝送損失が16.0dB以下の場合は,光アッテネータを使用して損失を調整してください。

*2 100kmまで伝送するには,分散特性20ps/nm・km以下の光ファイバケーブルを使用する必要があります。

表3-9 1000BASE-BX物理仕様
項目
物理仕様
インタフェース
1000BASE-BX10-U*1
1000BASE-BX10-D*1
1000BASE-BX40-U*2
1000BASE-BX40-D*2
ケーブル種
シングルモード
コア/クラッド径
10 / 125µm
発光中心波長
1.260〜1.360µm
1.480〜1.500µm
1.260〜1.360µm
1.480〜1.500µm
受信波長
1.480〜1.500µm
1.260〜1.360µm
1.480〜1.500µm
1.260〜1.360µm
光送信電力(平均値)
-9.0〜-3.0dBm
-3.0〜3.0dBm
光受信電力(平均値)
-19.5〜-3.0dBm
-23.0〜-3.0dBm
光伝送損失(最大値)
10.0dB
20.0dB*3
伝送距離
0.5m〜10km
0.5m〜40km

*1 1000BASE-BX10-Uと1000BASE-BX10-Dを対にして使用します。

*2 1000BASE-BX40-Uと1000BASE-BX40-Dを対にして使用します。

*3 光伝送損失が6.0dB以下の場合は,光アッテネータを使用して損失を調整してください。

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