2.1.2　設置手順の詳細

【ステップ1】　電源ケーブルの取り付け

本装置をAC100Vで使用する場合

本装置のすべての電源機構に付属のAC100V電源ケーブルを取り付けます。


	必ず接地付きのコンセントを使用してください。接地を取らずに使用すると，感電の原因となるとともに，電気的雑音により，障害発生の原因となります。


	本装置をAC100Vで使用する場合，電源ケーブルは付属のものを使用してください。付属以外のものを使用すると，火災・感電の原因となります。また，付属の電源ケーブルを本装置以外で使用しないでください。本装置以外で使用した場合，火災・感電の原因となります。


	電源ケーブルの取り付けを行なう場合は，取り付けを行なう電源機構のスイッチをOFFにしてください。

本装置をAC200Vで使用する場合

（弊社別売りのAC200V電源ケーブルを使用する場合）

電源機構に取り付けられている抜け防止金具を交換します（AC200V電源ケーブルに付属の抜け防止金具に交換します）。

抜け防止金具の交換については，「AX6600Sハードウェア取扱説明書」を参照してください。

本装置のすべての電源機構にAC200V電源ケーブルを取り付けます。


	必ず接地付きのコンセントを使用してください。接地を取らずに使用すると，感電の原因となるとともに，電気的雑音により，障害発生の原因となります。


	本装置をAC200Vで使用する場合，電源ケーブルは弊社の別売り品または弊社が指定する仕様のものを使用してください。それ以外のものを使用すると，火災・感電の原因となります。また，弊社別売りの電源ケーブルを本装置以外で使用しないでください。本装置以外で使用した場合，火災・感電の原因となります。


	電源ケーブルの取り付けを行なう場合は，取り付けを行なう電源機構のスイッチをOFFにしてください。

本装置をAC200Vで使用する場合

（お客様でご用意いただいたAC200V電源ケーブルを使用する場合）

電源機構に取り付けられている抜け防止金具を取り外します。

抜け防止金具の取り外しについては，「AX6600Sハードウェア取扱説明書」を参照してください。

本装置のすべての電源機構にAC200V電源ケーブルを取り付けます。


	必ず接地付きのコンセントを使用してください。接地を取らずに使用すると，感電の原因となるとともに，電気的雑音により，障害発生の原因となります。


	本装置をAC200Vで使用する場合，電源ケーブルは弊社の別売り品または弊社が指定する仕様のものを使用してください。それ以外のものを使用すると，火災・感電の原因となります。また，弊社別売りの電源ケーブルを本装置以外で使用しないでください。本装置以外で使用した場合，火災・感電の原因となります。


	電源ケーブルの取り付けを行なう場合は，取り付けを行なう電源機構のスイッチをOFFにしてください。

本装置をDC-48Vで使用する場合

本装置のすべての電源機構にDC-48V電源ケーブルを取り付けます。

DC-48V電源ケーブルの取り付けについては，「AX6600Sハードウェア取扱説明書」を参照してください。

【ステップ2】　リストストラップの取り付け

リストストラップ用端子に静電気防止用リストストラップを取り付けます。


	本装置のリストストラップ用端子は4mmのバナナプラグに対応しています。リストストラップ側の端子は，4mmのバナナプラグのものを使用してください。

【ステップ3】　運用端末の接続

CONSOLEポートに運用端末を接続します。運用端末を接続するには，RS-232Cクロスケーブルを使用します。

運用端末を起動します。

通信ソフトを起動します。


	通信ソフトの設定については，通信ソフトのマニュアルを参照してください。

【ステップ4】　インタフェースケーブルの接続

インタフェースポートにインタフェースケーブルを取り付けます。

【ステップ5】　電源の投入

本装置のすべての電源スイッチ（AC電源機構を搭載している場合）またはブレーカ（DC電源機構を搭載している場合）をONにします。


電源スイッチまたはブレーカをONにする場合，どれか1つをONにしたときから，すべてONにするまでを5秒以内で行なってください。5秒を過ぎると，制御スイッチング機構が電源の異常を検出して，液晶ディスプレイに障害情報を表示します。その場合は，以下を参照して対処を行なってください。
	液晶ディスプレイの表示	対処方法
	E8 PS Msg=00000001	装置は動作できる状態です。すべての電源スイッチまたはブレーカをONにしてください。（電源の異常が回復すると，液晶ディスプレイの表示も消えます。）
	[MD] FAULT 2200 220000aa00bb	電源容量が不足しているため，装置が動作できない状態です。一度すべての電源スイッチまたはブレーカをOFFにし，再度電源の投入を行なってください。
上記の「aa」「bb」の値は，電源機構の実装状態や給電状態によって異なります。

【ステップ6】　LEDの確認

制御スイッチング機構のSTATUS LEDが緑色点灯すると，装置が立ち上がったことを表わします。

装置が立ち上がるまでの経過を以下に示します。

1　電源投入後，STATUS LEDが橙色に点灯し，自己診断を開始します。

2　STATUS LEDが緑色に点滅し，ソフトウェアのローディングを開始します。

3　装置が立ち上がると，STATUS LEDが緑色に点灯します。


	STATUS LEDが赤点灯したり，液晶ディスプレイに障害情報が表示された場合，装置に障害が発生しています。装置の障害と対処方法については，「トラブルシューティングガイド」を参照してください。