ハードウェア取扱説明書

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4.2 作業を開始する前にお読みください


!警告
装置を卓上に設置する場合,装置の荷重に十分耐えられる作業机などの上に水平に設置してください。ぐらついた台の上や傾いたところなど不安定な場所に置いた場合,落ちたり倒れたりしてけがの原因となります。


!警告
AX5402S−AC,AX5404S−AC本体の質量は下表の通りです。設置および運搬作業は,下表に示す人数で行なってください。下記に満たない人数で作業を行なった場合,落下・転倒などにより,けがの原因となることがあります。
モデル 質量 作業人数
AX5402S−AC 最大29kg 2人以上
AX5404S−AC 最大54kg 3人以上
 


!警告
DC電源ケーブルの取り付け,取り外しは,教育を受けた技術者または保守員が行なってください。DC電源ケーブルでは端子盤への接続を行ないます。そのため,DC電源ケーブルの取り扱いを誤ると,火災・感電の原因となります。


!警告
DC電源ケーブルの取り付け,取り外しを行なう場合は,作業を行なう前に電源設備のブレーカがOFFになっていることを確認してください。電源設備のブレーカをONにしたまま作業を行なうと,感電の原因となります。


!警告
DC電源ケーブルを取り付けた後は,必ず端子盤のカバーを取り付けてください。端子盤のカバーを取り外したまま使用すると,感電の原因となります。


!注意
装置の入排気孔をふさがないでください。入排気孔をふさぐと,内部に熱がこもり,火災の原因となることがあります。入排気孔から70mm以上スペースをあけてください。


!注意
静電気防止用リストストラップを使用してください。静電気防止用リストストラップを使用しないで取り扱った場合,静電気により機器を損傷することがあります。


NOTE
  • 装置は,ランプの状態が容易に確認できる位置に設置してください。
  • ケーブル類は,ダクトを通すかモールにより保護してください。とくに光ファイバケーブルは,ケーブル曲げ半径[長径方向:100mm,短径方向:50mm]以上とし,メタルモールなどによって保護してください。
  • 光ファイバケーブルは,装置を保守する時に必要な分の長さ(3m)をあらかじめ考慮して準備し,余長のケーブルは装置の近くに束ねて巻いておいてください。また,光ファイバケーブルと他のインタフェースケーブルが混在する場合,光ファイバケーブルに無理な力が加わらないようにしてください。

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