運用コマンドレファレンス Vol.2

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clear filter-flow(IPv6)

[機能]

フローフィルタ統計情報(廃棄パケット数,中継パケット数,ポリシールーティングの中継パケット数)を0クリアします。フィルタリスト番号が指定されていれば指定リストの統計情報を,また指定がなければ全リストの統計情報を0クリアします。

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[入力形式]

1リスト指定:
clear filter-flow {interface <Name> | <Portlist>} {input | output} <List No.>

複数リスト指定:
clear filter-flow {interface <Name> | <Portlist>} {input | output} <List No.>,<List No.>,...

範囲リスト指定:
clear filter-flow {interface <Name> | <Portlist>} {input | output} <List No.>-<List No.>

複数・範囲リスト指定:
clear filter-flow {interface <Name> | <Portlist>} {input | output} <List No.>-<List No.>,<List No.>,<List No.>,...

全リスト指定
clear filter-flow {interface <Name> | <Portlist>} [{ input|output }] [ipv6]

[パラメータ]

interface <Name>
コンフィグレーションフローフィルタ情報(flow filter)で設定したインタフェース名称<Interface Name>を指定します。
インタフェース名を複数指定する名称<Interface Names>は指定できません。

<Portlist>
コンフィグレーションフローフィルタ情報(flow filter)で設定した物理ポート番号(NIF番号/LINE番号)を指定します。指定できる物理ポート番号の値の範囲は,「運用コマンドレファレンス Vol.1 パラメータに指定できる値」を参照してください。

【”-”または”,”による範囲指定】
指定範囲のすべてのポートを指定したことと同じ意味になります。

【”*”による範囲指定】
すべてのポートを指定したことと同じ意味になります。

input
指定したインタフェース名称のinboundフィルタを対象とします。

output
指定したインタフェース名称のoutboundフィルタを対象とします。

inputまたはoutput省略時
inbound,およびoutbound両方のフィルタリストを対象とします。

<List No.>
コンフィグレーションフローフィルタ情報(flow filter)で設定したリスト番号。
本番号を省略した場合,全リストが対象となります。

ipv6
フィルタリスト番号40001〜60000のフィルタリストだけを0クリアする対象にします。

ipv6省略時
フィルタリスト番号1〜20000,および40001〜60000までのフィルタリストを0クリアする対象にします。

[実行例]

なし

[ユーザ通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表2-38 clear filter-flow(IPv6)コマンドのメッセージ一覧

メッセージ 内容
No such Filter List. 指定したフィルタリスト番号は見つかりません。
No Filter configuration. フローフィルタ情報が,本装置に設定されていません。
Can't execute this command in standby BCU. 本コマンドは待機系BCU上では実行できません。
Failed in gathering composition definition information. コンフィグレーション収集に失敗しました。
No such interface -- <Interface Name>. 指定したインタフェース名は見つかりません。
Disconnected CP. CPが稼働状態ではないため実行できません。
Can't execute. コマンドを実行できません。

[注意事項]

なし

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