運用コマンドレファレンス Vol.1

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erase dumpfile

［機能］

各MC内のRM/CP/PSU(AX5400SではBSU)/NIFのダンプファイルを消去します。消去できるダンプディレクトリは，”／primaryMC／var／dump”，”／primaryMC／usr／var／evtdump”，および”／secondaryMC／var／dump”，”／secondaryMC／usr／var／evtdump”です。

［入力モード］

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

［入力形式］

erase dumpfile { all | <File name> } [secondary]

［パラメータ］

all
すべてのRM/CP/PSU(AX5400SではBSU)/NIFダンプファイルを指定します。

<filename>
消去するファイル名称を指定します。指定可能なファイル名は以下の形式です。なお，＃は0から9の数字を表わします。

AX7800Sの場合
”cp.＃＃＃”...CP障害ダンプファイル
”cp.cmd”...CPコマンドダンプファイル
”cpe1.＃＃＃”...拡張CP障害ダンプファイル
”cpe1.cmd”...拡張CPコマンドダンプファイル
”psu＃＃.＃＃＃”...PSU障害ダンプファイル
”psu＃＃.cmd”...PSUコマンドダンプファイル
”psu＃＃e1.＃＃＃”...拡張PSU障害ダンプファイル
”psu＃＃e1.cmd”...拡張PSUコマンドダンプファイル
”nif＃＃.＃＃＃”...NIF障害ダンプファイル
”nif＃＃.cmd”...NIFコマンドダンプファイル
”rmdump”...RMダンプファイル
”plndump”...PLNダンプファイル
”dpdump”...DPダンプファイル
”mdinfo”...RM自己診断テストダンプファイル
”cpevt＃＃＃.＃＃＃”...イベントダンプファイル

AX5400Sの場合
”cp.＃＃＃”...CP障害ダンプファイル
”cp.cmd”...CPコマンドダンプファイル
”cpe1.＃＃＃”...拡張CP障害ダンプファイル
”cpe1.cmd”...拡張CPコマンドダンプファイル
”bsu＃＃.＃＃＃”...BSU障害ダンプファイル
”bsu＃＃.cmd”...BSUコマンドダンプファイル
”bsu＃＃e1.＃＃＃”...拡張BSU障害ダンプファイル
”bsu＃＃e1.cmd”...拡張BSUコマンドダンプファイル
”nif＃＃.＃＃＃”...NIF障害ダンプファイル
”nif＃＃.cmd”...NIFコマンドダンプファイル
”rmdump”...RMダンプファイル
”plndump”...PLNダンプファイル
”dpdump”...DPダンプファイル
”mdinfo”...RM自己診断テストダンプファイル
”cpevt＃＃＃.＃＃＃”...イベントダンプファイル

secondary
ダンプファイルを削除するダンプディレクトリを”／secondaryMC／var／dump”，および”／secondaryMC／usr／var／evtdump”に指定します。
省略時は”／primaryMC／var／dump”，および”／primaryMC／usr／var／evtdump”となります。

［実行例］

［関連コマンド］

dump
set dump
show dump status

［ユーザ通信への影響］

なし

［応答メッセージ］

表15-8　erase dumpfileコマンドのメッセージ一覧

メッセージ 内容
<filename>: No such file or directory. 指定ファイルは存在しません。または指定ファイルはダンプファイルではありません。
Can't gain access to primary MC card. 現用MCが未実装か，または現用MCへのアクセスに失敗しました。
Can't gain access to secondary MC card. 予備MCが未実装か，または予備MCへのアクセスに失敗しました。
Can't execute. コマンドを実行できません。

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