運用コマンドレファレンス Vol.1
[機能]
メンテナンスポートの回線テストをスタートさせます。
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[入力形式]
test interfaces maintenance internal [pattern <TestPatternNo>]
[パラメータ]
- internal
- モジュール内部ループバックテストを指定します。
- pattern <TestPatternNo>
- テストのパターン番号を指定します。省略時のテストパターン番号は3です。指定値の範囲は0〜4です。
- 0:テストパターン1から4までを順に繰り返す。
- 1:all 0xff
- 2:all 0x00
- 3:
- ”** THE QUICK BROWN FOX JUMPS OVER THE LAZY DOG.0123456789 **”パターン繰り返し
- 4:NIFデータ化け検出パターン
[ユーザ通信への影響]
あり(メンテナンスポートを使用した通信ができなくなります。)
[応答メッセージ]
表10-33 test interfaces maintenanceコマンドのメッセージ一覧
メッセージ 内容・対策 Illegal test pattern -- <TestpatternNo>. テストパターン番号が範囲外です。
<TestpatternNo> テストパターン番号Test already executing. 回線テスト中です。 Not start condition. テストを開始できる状態ではありません。 Can't execute. コマンドを実行できません。
[注意事項]
- 回線テストスタート時,当該回線が運用中であれば運用をいったん停止後,回線テストを実施し,回線テストストップ後,自動的に運用を再開します。つまり回線テスト実行中は当該回線は運用不可となるので注意してください。
- 回線テストスタート後は,回線テストストップが発行されるまで回線テストを繰り返し実行します。また,メンテナンスポート回線テスト実行中に系切替が発生しても回線テストは実行状態のままとなります。
- 本コマンドを待機系BCU上で実行すると,待機系メンテナンスポートに対して回線テストを実施します。
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