運用コマンドレファレンス Vol.1

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squeeze

[機能]

復元可能な形式で削除された本装置用のMC上のdeletedファイル(deleteコマンドで削除したファイル)を完全に消去します。

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[入力形式]

squeeze [{ primary | secondary | slot0 | slot1 }]

[パラメータ]

{ primary | secondary | slot0 | slot1 }
deletedファイルを消去するMCを指定します。
primary:現用MCを指定します。
secondary:予備MCを指定します。
slot0:MCスロット#0に挿入されているMCを指定します。
slot1:MCスロット#1に挿入されているMCを指定します。
MC指定の省略時はカレントルートのMC上のdeletedファイルを消去します。

[実行例]

deleteコマンドで削除したdeletedファイルを完全に消去します。

図8-7 ファイルのsqueeze

> squeeze [Enter]キー押下
All deleted files will be erased.
 (y/n)?:y
Squeezing...
Done
>
 

[ユーザ通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

squeezeコマンドのコマンド応答メッセージを次の表に示します。

表8-10 squeezeコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ 内容
Deleted files will be erased. OK ? (y/n): 削除ファイルを消去します。”はい”の場合は’y’,”いいえ”の場合は’n’を入力してください。
Squeezing 消去中
Done 消去を完了しました。
Canceled 消去を取り消しました。
squeeze: Current directory is not MC. カレントディレクトリはMCではありません。
squeeze: No such file or directory. 現在のディレクトリは有効ではありません。正しいディレクトリに移動してください。
squeeze: Permission denied. 現在のディレクトリでのアクセス権限はありません。正しいディレクトリに移動してください。
squeeze:Squeeze command can not be used this MC.(<code>) 当該MCでは本コマンドは使用できません。(<内部コード>)

[注意事項]

  1. 本コマンドではMC上のファイルだけが操作できます。
  2. 本コマンドで消去したファイルはundeleteコマンド(「undelete」参照)で回復できません。
  3. 本装置用のMC以外に対して本コマンドを実行した場合の動作は保障外です。

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