運用コマンドレファレンス Vol.1
パラメータに指定できる値を,次の表に示します。
表1-1 パラメータに指定できる値
パラメータ種別 説明 入力例 名前 1文字目は英字,2文字目以降は英数字とハイフン(-),アンダースコア(_),ピリオド(.),スラッシュ(/)で指定できます。
なお,コマンド名とパラメータ名は予約語として扱われるため,同一の文字列は名前として使用できないことがあります。
また,コマンド入力形式上,名前またはコマンド・パラメータのどちらでも指定できる部分で,コマンド・パラメータと同一の文字列を入力した場合,コマンド・パラメータとして扱われます。show interfaces Department1 MACアドレス 1バイトずつ16進数で表し,この間をコロン(:)で区切ります。 00:12:E2:3F:4C:33 IPv4アドレス,
IPv4サブネットマスク1バイトずつ10進数で表し,この間をドット(.)で区切ります。 192.168.0.14
255.255.255.0IPv6アドレス 2バイトずつ16進数で表し,この間をコロン(:)で区切ります。 3ffe:501:811:ff03::87ff:fed0:c7e0 IPv6リンクローカルアドレス IPv6アドレスの後部にパーセント(%)をはさんでインタフェース名称を指定します。 fe80::200:87ff:fe5a:13c7%Department1
■任意の文字列
英数字および特殊文字で設定できます。ただし,特殊文字は一部に設定できない文字があります。文字コード一覧を次の表に示します。次の表で英数字以外の文字を特殊文字とします。
表1-2 文字コード一覧
文字 コード 文字 コード 文字 コード 文字 コード 文字 コード 文字 コード スペース 0x20 0 0x30 @ 0x40 P 0x50 ` 0x60 p 0x70 ! 0x21 1 0x31 A 0x41 Q 0x51 a 0x61 q 0x71 " 0x22 2 0x32 B 0x42 R 0x52 b 0x62 r 0x72 # 0x23 3 0x33 C 0x43 S 0x53 c 0x63 s 0x73 $ 0x24 4 0x34 D 0x44 T 0x54 d 0x64 t 0x74 % 0x25 5 0x35 E 0x45 U 0x55 e 0x65 u 0x75 & 0x26 6 0x36 F 0x46 V 0x56 f 0x66 v 0x76 ' 0x27 7 0x37 G 0x47 W 0x57 g 0x67 w 0x77 ( 0x28 8 0x38 H 0x48 X 0x58 h 0x68 x 0x78 ) 0x29 9 0x39 I 0x49 Y 0x59 i 0x69 y 0x79 * 0x2A : 0x3A J 0x4A Z 0x5A j 0x6A z 0x7A + 0x2B ; 0x3B K 0x4B [ 0x5B k 0x6B { 0x7B , 0x2C < 0x3C L 0x4C \ 0x5C l 0x6C | 0x7C - 0x2D = 0x3D M 0x4D ] 0x5D m 0x6D } 0x7D . 0x2E > 0x3E N 0x4E ^ 0x5E n 0x6E ~ 0x7E / 0x2F ? 0x3F O 0x4F _ 0x5F o 0x6F --- ---
- [注意事項]
- 疑問符(?)(0x3F)を入力するには[Ctrl]+[V]を入力後[?]を入力してください。
- バックスラッシュ文字(\)(0x5C)はエスケープ文字として扱います。
- [設定できない特殊文字]
表1-3 設定できない特殊文字
文字の名称 文字 コード ダブルクォート " 0x22 ドル $ 0x24 シングルクォート ' 0x27 セミコロン ; 0x3B 逆シングルクォート ` 0x60 大括弧始め { 0x7B 大括弧終わり } 0x7D
- [設定例]
- show file ftp://staff@[2001:240:400::101]/backup.cnf
■<PSU No.>,<NIF No.>および<Line No.>の範囲
パラメータ<PSU No.>,<NIF No.>および<Line No.>の値の範囲を次の表に示します。
表1-4 <PSU No.>,<NIF No.>の値の範囲【AX7800S】
項番 モデル <PSU No.>の値の範囲 <NIF No.>の値の範囲 1 AX7804S 0〜1 0〜3 2 AX7808S 0〜3 0〜7 3 AX7816S 0〜7 0〜15 表1-5 <NIF No.>の値の範囲【AX5400S】
項番 モデル <NIF No.>の値の範囲 1 AX5402S 0〜3 2 AX5404S 0〜7 表1-6 <Line No.>の値の範囲【AX7800S】
項番 NIF型名略称 NIF種別 <Line No.>の値の範囲 1 NE1G-12TA 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T・12回線・VRRP機能拡張 0〜11 2 NE1G-48T 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T・48回線 0〜47 3 NE1G-12SA 1000BASE-X・SFP・12回線・VRRP機能拡張 0〜11 4 NE1G-6GA 1000BASE-X・GBIC・6回線・VRRP機能拡張 0〜5 5 NE10G-1ER 10GBASE-ER(2m〜40km)・1回線 0 6 NE10G-1RX 10GBASE-R・XFP・1回線 0 7 NE10G-1RXA 10GBASE-R・XFP・1回線 0 8 NE10G-1LW 10GBASE-LW(2m〜10km)・1回線 0 9 NE10G-1EW 10GBASE-EW(2m〜40km)・1回線 0 10 NE1GSHP-4S 1000BASE-X・SFP・4回線・階層化シェーパ機能付き(1024ユーザ×4QoS/ポート) 0〜3 11 NE1GSHP-8S 1000BASE-X・SFP・8回線・階層化シェーパ機能付き(1024ユーザ×4QoS/ポート) 0〜7 12 NEMX-12 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T・8回線+1000BASE-X・SFP・4回線 0〜7:
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
8〜11:
1000BASE-X・SFP13 S12-1G48T 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T 48回線・PSU-12内蔵 0〜47 14 S12-1G48S 1000BASE-X・SFP・48回線・PSU-12内蔵 0〜47 15 S22-10G4RX 10GBASE-R・XFP・4回線・PSU-22内蔵 0〜3 16 S33-10G4RX 10GBASE-R・XFP・4回線・PSU-33内蔵 0〜3 17 NP48-4S OC-48c/STM-16 POS・SFP・4回線・シングルモード 0〜3 18 NP192-1S OC-192c/STM-64 POS(2km)・1回線・G.652シングルモード 0 19 NP192-1S4 OC-192c/STM-64 POS(40km)・1回線・G.652シングルモード 0 表1-7 <Line No.>の値の範囲【AX5400S】
項番 NIF型名略称 NIF種別 <Line No.>の値の範囲 1 NF100-48TA 10BASE-T/100BASE-TX・48回線・マイナーチェンジ版 0〜47 2 NF1G-48T 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T・48回線 0〜47 3 NF1G-6G 1000BASE-X・GBIC・6回線 0〜5 4 NF1G-32S 1000BASE-X・SFP・32回線 0〜31 5 NFMX-44 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T・40回線 + 1000BASE-X・SFP・4回線 0〜39:
10BASE-T/100BASE-TX/
1000BASE-T
40〜43:
1000BASE-X・SFP6 NFMX-34 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T・32回線 + 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T or 1000BASE-X・SFP・選択型2回線 0〜31:
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
32〜33:
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T or 1000BASE-X・SFP
■<Port list>の指定方法と指定値の範囲
パラメータの入力形式に,<Port list>と記載されている場合,<NIF No.>/<Line No.>の形式で"-"(ハイフン),","(コンマ),"*"(アスタリスク)を使用して複数のポートを指定します。また,<NIF No.>/<Line No.>と記載されている場合と同様に一つのポートを指定できます。指定値の範囲は,前述の<NIF No.>および<Line No.>の範囲に従います。
- ["-"または","による範囲指定の例]
- 0/1-3,5
- ["*"による範囲指定の例]
- */*:装置の全ポートを指定
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