運用ガイド
OADP機能で隣接装置の情報が正しく取得できない場合は,次の表に示す障害解析方法に従って原因の切り分けを行ってください。
表8-43 OADP機能使用時の障害解析方法
項番 確認内容・コマンド 対応 1 show oadpコマンドを実行し,OADP Statusの表示を確認してください。 Enabledの場合は項番2へ。 Disabledの場合はOADP機能が停止状態となっています。コンフィグレーションを確認してください。 2 show oadpコマンドを実行し,Enabled Portの表示を確認してください。 該当するポート情報が表示されている場合は項番3へ。 該当するポートが表示されていない場合はOADP機能の動作対象外となっています。コンフィグレーションを確認してください。 3 show interfacesコマンドを実行し,ポートの状態を確認してください。 該当するポートの状態がactive upの場合は項番4へ。 その他の場合は「8.4 ネットワークインタフェースの通信障害」を参照してください。 4 show vlanコマンドを実行し,該当ポートの所属するVLANの状態を確認してください。 StatusがUpの場合は項番5へ。 StatusがDisableの場合はOADP機能の動作対象外になります。VLANの状態を有効にしてください。 その他の場合は「8.5 レイヤ2ネットワークの通信障害」を参照してください。 5 show oadpコマンドを実行し,該当するポートの隣接装置情報を確認してください。 表示されない場合は隣接装置側で項番1から項番5を調査してください。隣接装置側でも該当ポートの隣接装置情報が表示されない場合は,装置間の接続が誤っている可能性があるため,接続を確認してください
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