運用ガイド
次に示す手順で確認してください。
- コンフィグレーションが正しく登録されていることを確認してください。
- SNMPv1,またはSNMPv2cを使用する場合
- コンフィグレーションコマンドshow snmpを実行し,本装置のコンフィグレーションにSNMPマネージャに関する情報が登録されているかどうかを確認してください。
- 登録されていない場合は,コンフィグレーションコマンドsnmpを実行して,SNMPマネージャに関する情報を定義してください。
- SNMPv3を使用する場合
- 以下のコンフィグレーションコマンドを実行し,本装置のコンフィグレーションにSNMPに関する情報が正しく登録されているかどうかを確認してください。正しく登録されていない場合は,コンフィグレーションコマンドを実行して,SNMPに関する情報を定義してください。
- ・show snmpv3
- ・show snmp-engineid
- ・show snmp-view
- ・show snmp-user
- ・show snmp-group
- コンフィグレーションは正しく登録されているが,SNMPマネージャからの要求に対して応答タイムアウトする場合,SNMPマネージャ側の応答タイムアウト値を少なくとも5秒以上に設定してください。
なお,ネットワークのレスポンスが悪い(SNMPマネージャと本装置間の回線速度が低い,SNMPマネージャと本装置の間に多数の接続装置(ブリッジ,ルータ,スイッチなど)がある)場合は,応答タイム値をさらに延ばす必要があります。
- SNMPマネージャ側の応答タイムアウト値を変更しても,MIBの取得ができない場合,SNMPマネージャと本装置との間でSNMPフレームのフィルタリング(廃棄)がされている可能性があります。ネットワーク管理者にSNMPフレームのフィルタリングがされていないか確認してください(SNMPフレームは,ポート番号161のUDPフレームを使って通信しています)。
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