コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
SNMPv1 Trap-PDU内のagent-addressに使用するIPv4アドレスを指定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- trap-agent-address <agent-address>
- 情報の削除
- delete trap-agent-address
- 情報の表示
- show trap-agent-address
[サブコマンド入力形式]
なし
[モード階層]
なし
[パラメータ]
- <agent-address>
- SNMPv1形式のトラップ通知フレーム内のagent-addressに使用するIPv4アドレスを指定します。
- SNMPv1形式のトラップ通知フレーム内にagent-addressフィールドを持つのはSNMPv1形式だけのため,本コマンドで指定したアドレスはSNMPv1のTrapにだけ適用されます。
- 本コマンドが設定されていない場合,local-addressにIPv4アドレスが設定されているときは,local-addressに設定されているアドレスがagent-addressに使用されます。local-addressにIPv4アドレスが設定されていないときは,トラップ通知フレーム内のagent-addressの値として,最も若い番号のポートのIPv4アドレスが使用されます(装置にIPv4アドレスが設定されていない場合は,0.0.0.0が使用されます)。
[サブコマンド]
なし
[入力例]
- 情報の設定
SNMPv1形式のトラップ通知フレーム内のagent-addressに192.168.0.39を設定する例を示します。
(config)# trap-agent-address 192.168.0.39- 情報の変更
SNMPv1形式のトラップ通知フレーム内のagent-addressを20.20.20.1に変更する例を示します。
(config)# trap-agent-address 20.20.20.1- 情報の表示
設定したtrap-agent-addressを表示する例を示します。
(config)# show trap-agent-address trap-agent-address 20.20.20.1- 情報の削除
設定したtrap-agent-addressを削除する例を示します。
(config)# delete trap-agent-address
[関連コマンド]
local-address
[注意事項]
なし
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