コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2

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efmoam(IEEE802.3ah/OAM情報)

IEEE802.3ah/OAM機能に関する情報を定義します。

[入力モード]

グローバルコンフィグモード

[入力形式]

情報の設定・変更
efmoam
 >>移行モード:efmoam

情報の削除
delete efmoam

情報の表示
show efmoam

[サブコマンド入力形式]

情報の設定・変更
{enable | disable}
udld-detection-count <Count>
active-port <Port list> [udld]

情報の削除
delete {enable | disable}
delete udld-detection-count
delete active-port [<Port list> [udld]]

[モード階層]

efmoam

[パラメータ]

なし

[サブコマンド]

{enable | disable}

enable:
IEEE802.3ah/OAM機能を運用します。

disable:
IEEE802.3ah/OAM機能を停止します。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    enable
  2. 値の設定範囲
    enableまたはdisable

udld-detection-count <Count>
IEEE802.3ah/UDLD機能の監視パケットであるOAMPDUの応答タイムアウトが発生した場合に,片方向リンク障害と認識する回数を指定します。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    30
  2. 値の設定範囲
    3〜300

active-port <Port list> [udld]
指定したポートをIEEE802.3ah/OAM機能のactiveモードに設定します。また,片方向リンク障害検出機能を設定します。

<Port list>:
IEEE802.3ah/OAM機能のactiveモードを設定するポートを指定します。
【”-”または”,”による範囲指定】
 指定範囲のすべてのポートを指定したことと同じ意味になります。
【”*”による範囲指定】
 すべてのポートを指定したことと同じ意味になります。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    なし
  2. 値の設定範囲
    装置に実装されているNIF番号/Line番号
  3. 本サブコマンド使用時の注意事項
    ・lineコマンドでoc48posまたはoc192posを設定しているポートは指定できません。【AX7800S】
    ・無効なポートが含まれた状態で範囲指定を行った場合,指定したほかのポートについての設定も行いません。

udld:
片方向リンク障害検出機能を設定します。

[入力例]

  1. 情報の設定
    OAMPDUの連続した応答タイムアウトを障害とみなす回数を100回に設定します。また,ポート0/0-5でIEEE802.3ah/UDLDのactiveモード運用を開始し,ポート0/6で片方向リンク障害機能の動作を開始します。
     
    (config)# efmoam
    [efmoam]
    (config)# udld-detection-count 100
    [efmoam]
    (config)# active-port 0/0-5
    [efmoam]
    (config)# active-port 0/6 udld
    [efmoam]
    (config)# 
     
  2. 情報の変更
    OAMPDUの連続した応答タイムアウトを障害とみなす回数を50回に変更します。
     
    (config)# efmoam
    [efmoam]
    (config)# udld-detection-count 50
    [efmoam]
    (config)# 
     
    activeモードに設定してあるポート0/3-5で片方向リンク障害機能の動作を開始します。
     
    (config)# efmoam
    [efmoam]
    (config)# active-port 0/3-5 udld
    [efmoam]
    (config)# 
     
  3. 情報の表示
    設定内容をすべて表示します。
     
    (config)# show efmoam
    efmoam
      udld-detection-count 50
      active-port 0/0-2
      active-port 0/3-6 udld
    (config)# 
     
  4. 情報の削除
    ポート0/1-3のactiveモード設定を解除します。
     
    (config)# efmoam
    [efmoam]
    (config)# delete active-port 0/1-3
    [efmoam]
    (config)# 
     
    ポート0/5の片方向リンク障害機能の動作を解除し,activeモード設定だけにします。
     
    (config)# efmoam
    [efmoam]
    (config)# delete active-port 0/5 udld
    [efmoam]
    (config)# 
     

[関連コマンド]

なし

[注意事項]

なし

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